鷹橋忍のレビュー一覧
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ネタバレ「ばけばけ」で本書を手に取った。
パトリキオス・レフカディオス・ハーン(パトリック・ラフカディオ・ハーン)が、ラフカディオ・ハーンに、そして小泉八雲となった。
セツがハーンを好きになったエピソードがとても良い。
「セツのハーンに対する真の愛は、この時にはじめて目覚めた。これほどにも情が深く、心根のやさしい人があるかと思い、ハーンに対して、何かいじらしく、涙ぐましいものさえも感じたというのである(萩原朔太郎「小泉八雲の家庭生活」)」
2人が亡くなってあと、長男一雄の言葉を捻じ曲げて「実は二人の家庭生活は不幸だった」「セツは〇〇」という名誉毀損捏造記事を出したのが昭和25年4月25日「朝日新聞 -
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ネタバレ本書は1章から5章までの構成で、1章は兵器としての城の仕組み。2章は築城の方法と堅城の条件。3章は城の攻防とその戦術。4章は歴史が動いた壮絶な攻防戦。5章は名城・珍城に眠る驚きの話。と続きます。私を含めお城巡りを趣味にしている方には、改めて知識のまとめとして、あるいはこれからお城巡りをされたい方には、入門書として読みやすく是非おすすめします。
でも4章、5章は頁数の関係からか、もっと知りたい内容がありますが、それはまたお城を巡りながら勉強しようと思いました。
ちなみに現在三木市に在住しており、三木合戦(天正6年4月~天正8年1月)については、攻城側の秀吉の見方ではなく籠城方の別所長治の見