谷充代のレビュー一覧

  • 高倉健の図書係 名優をつくった12冊

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    高倉健と進行の深かったフリー編集者。読書家だった高倉健に薦められた本、探すよう依頼された本など。名優の人柄、生きざまが十分に伝わってくる一冊。あらためて読書の魅力を教えてくれる。
    読書は人なり。You are what you read.

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    2025年02月23日
  • 高倉健の図書係 名優をつくった12冊

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     1980年代半ばから2000年代まで高倉健をめぐって様々な取材活動をする。また、三浦綾子、白洲正子の取材もして、この本にその内容も書かれている。
     30年間「山本周五郎の本、手に入らないか」と言われて、「健さんの図書係」を務めた谷充代の目線からその高倉健の生き様を描く。高倉健には「生き様」という言葉が似合う。
    日本の男性俳優としては、聳り立つ俳優だ。日本人に生まれてよかったと高倉健であるが、日本の男はこうあるべきだという手本でもあった。厳しさの中の優しさ、寡黙さに秘めた熱情、どこまでも誠実で真摯、その上謙虚である。男の人間像を凝縮した男だった。 
     高倉健は「読んだ活字が芝居に出る」という。

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    2024年12月22日
  • 「高倉健」という生き方

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    やはり違う。大人は違うと改めて学ぶ。

    高倉健とはどういう男かという問いに、近しい人が答える二つの言葉が素晴らしい。
    そして、四耐四不訣。
    高倉健もマウスピースを噛み締めて耐える部分もあったとのこと。
    でも、そんな大人になりたい

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    2024年10月20日
  • 高倉健の図書係 名優をつくった12冊

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    高倉健さんが近い人に向かって話をした本とそれにまつわる話が書いてある。
    なんとなく健さんが人に話したくなる本がわかる気がした。

    読み方のいい人だなと思った。
    読書の有意義さを感じられたかな。
    本を読みたくなります。

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    2024年10月19日
  • 幸せになるんだぞ 高倉健 あの時、あの言葉

    購入済み

    素敵です

    やはり、芯の通っている方はおっしゃる言葉が違います。

    #憧れる

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    2024年09月27日
  • 高倉健の図書係 名優をつくった12冊

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    ごまめさんの本棚から

    高倉健さんの図書係を自認する編集者の谷充代さんが綴る高倉健さんにまつわる12冊の本とエピソード
    そして健さんのきりりとした言葉の数々

    はふ〜、やっぱり健さんかっこいいわ〜
    なんていうか、まっすぐで濁りがないのよね
    このレビューを書くにあたって高倉健さんを表現する”言葉”は何がいいかな〜ってちょっと考えたんだけど、「濁りがない」って我ながらなかなかよろしいんじゃないでしょうか

    「不器用な男」を継ぐものとしては、登場した本も読んでみたいな〜と思いましたよ

    以下メモ
    ・山本周五郎『樅ノ木は残った』
    ・三浦綾子『母』
    ・檀一雄『火宅の人』
    ・白洲正子『夕顔』
    ・五木寛之『

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    2025年03月08日
  • 高倉健の図書係 名優をつくった12冊

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    高倉健を形造る源泉に、読書があったとのことに感動する。本好きの自分を、あの高倉健が認めてくれた様なきがして、嬉しく思う。

    勝ち組に回らなきゃとか、タイバ、コスパとかではなく、自分の能力の足りなさとか情けなさとかを受け入れつつ逆境にあって尚、精一杯力の限りを尽くす生き方の勁さ。

    馬鹿も利口も命はひとつ
    潔くあること
    一日一生
    人生の持ち時間こそ、人間がもっとも大切にあつかわなくてはならぬ財産だと思う。

    行く道は精進にして、忍びて終わり、悔いなし


    所々に差し込まれた写真を見て、やはりオーラを感じる。

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    2024年10月27日
  • 「高倉健」という生き方

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    ネタバレ

     不器用で寡黙にして、義理と人情に厚く、作品にも人に対してもいっさい手を抜かない高倉健。そんな高倉健の生き方を谷充代さんが語りました。「高倉健という生き方」、2015.2発行、再読。①ハリウッド映画に出演できる英語力 ②好きな洋画は「哀愁」(ヴィヴィアン・リー&ロバート・テイラー)③人に何かしてもらうより、何かしてあげるほうが落ち着く性分 ④その日に感じたことを一言だけ書く日記 ⑤大切なことはしゃべらない。

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    2022年12月01日
  • 幸せになるんだぞ 高倉健 あの時、あの言葉

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    谷充代 著「幸せになるんだぞ 高倉健 あの時、あの言葉」、2020.6発行。早いもので訃報からまもなく6年です。健さんのいろんな言葉、スクリーンの中で、インタビューやエッセイなどの中で、沢山心に響きました。次の二つ、忘れないようにしたいです。①「目を瞑って一番好きな人、恩のある人を思い出してください」(川越・少年刑務所での挨拶)②「人間が人間のことを想う、これ以上に美しいものはない。」

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    2020年09月24日
  • 「高倉健」という生き方

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    高倉健が おくった 言葉。
    冷に耐え、苦に耐え、煩に耐え、閑に耐え
    激せず、騒がず、競わず、従わず
    もって 大事をなすべし。

    いやー。この言葉は スゴイのだ。
    心頭滅却すれば火あつからずの心境なんでしょうね。

    『冷に耐えず、苦に耐えず、煩に耐えず、閑に耐えず、
    激して、騒いで、競そって、従わず。
    もって 小事をなすこともできない。』

    高倉健インタビューの 野地秩嘉と重なるところがあり、
    それよりも 近い存在にある 著者が、
    高倉健の息づかいと気づかいを伝える。

    高倉健のようには 生きられない。
    ということが、よくわかったのだ。

    しかし、私も『一生懸命な人が好きです。』

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    2016年04月11日
  • 「高倉健」という生き方

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    健さんがお亡くなりになってから、特集のように放映される古い映画を何本か見た。
    私の尊敬する方々が、健さんの佇まいなどすべてにおいて賞賛されているということもあった。「男が惚れる男」とでも言ったらいいだろうか。
    耐えに耐え、忍びに忍んで、もう限界だというたころで、闘いに臨む姿は、本当にかっこよかった。

    この本の筆者は相当、健さんに信頼されていたようだ。いろいろなところに出向き、いろいろな話を聞いている。そして、その人となりが綴られている。健さんは、映画の中だけでなく、すごい人だったんだなと思う。自分をとことん律する人だったのだ。そして、人に対しての心配りがすごすぎる。誰もが「この人のためなら」

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    2015年05月27日
  • 「高倉健」という生き方

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    「高倉健」について、身近に接してた記者が周囲から聞いた話を綴った一冊。

    高倉健に関心がない人でも楽しめるかと。

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    2017年08月19日