久杉トクのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ魔王との最終戦争で、命を落とした一兵卒が生まれた瞬間に戻るお話。
前回死ぬ瞬間までの記憶を持つ主人公は、この先魔人に人間が襲われること、人類滅亡の危機に瀕してようやく国同士が結託して得ることのできた技術などの知識を持っている。
主人公は魔人が襲ってくる前に人類の力を強くしようと考えるが、人類同士がいがみ合う現在の状態では未来の技術を教えても他国を襲うための技術として使用され、魔人との闘いの前に人類同士で貴重な戦力を削りあってしまう可能性もある。
自分の持つ情報を誰に、どのタイミングで伝えるかを悩むのがこの本の魅力かと私は思いました。
私はとても好きです。 -
購入済み
引き込まれる面白さ
転生もので、一度目の人生の記憶をそのままに過去の自分に生まれ変わります。
主人公は未来の英知と言える知識をもって幼少期から自己を無駄なく徹底的に鍛え上げていきます。情報によるチートですね。
主人公はことあるごとに自分は平兵士だったと言いますが、勇者ら救世の英雄と魔王との決戦に随行しているので兵士の中では精鋭と言える。
特殊な魔道具による実験体として、上位の闇精霊と契約を結んでいて、
また、剣技・魔法への理解もかなり高いレベルにある。
判断力・決断力・精神力も優れていて逆になんで平兵士だったの?というくらいのスペックを持っている。
一度目の人生では救えなかった友や人類を守るために二度 -
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購入済み
チートとはいえないところがいい
死んだはずの主人公が人生をやり直す話だが、主人公に溢れるチートとかはない。ただし平凡とも言い切れないけど。
常にまわりの友達に強さが追い抜かれてしまうんじゃないか、主人公がちょっと強い人だけで終わっちゃうんじゃないかと不安がある。
けれども、よくある転送して俺TUEEE!にならないところが良いのだと思う。血反吐を吐きながら魂も体も酷使し、未来へあがく悲壮感が、続きを読みたいと思わせる。
突っ込みどころはあるとは思うけど(6巻終わって12さいだし)、総じてとても面白いと思います。
追加で、ハーレムにならないところもいい -
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購入済み
いまいち
取りあえず3巻まで読んでみた。
魔人だか魔族だかよく分からん設定の敵VS人類の戦争で死んだ一兵卒の平凡な兵士が、気が付いたら生まれた時に戻ってたって感じの、やり直し転生物語。
数十年分先取りした知識で多少の優位性はあるんだけど、文中にも何度も出てくる"元々平凡な兵士だった"と言う言葉通り、先取りしている知識以外は特にチート能力も授かってはいないし、知識を生かした強さはあるけど、だけど前世のアドバンテージの分だけ強いと言うような、これじゃいつかみんなに追いつかれ抜かれて行くような未来しか思い描けない先行きに、読んでいても夢がない。
まぁ大して強くねぇなって感じが読みなが -
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