大城道則のレビュー一覧

  • 考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話

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    他の方のレビューを見て読んでみた。
    面白かった!
    3人の考古学者さんのエッセイというかドキュメンタリーというか。皆さま文章うますぎ。
    怖い、にもいろいろあるわけで、発掘には人骨などがつきもので、そういう怖さがあるのかな?と思った。…案外その手の話は少なくて(というかほぼ無)、最も多く触れられていたのはトイレだった。日本のトイレはどこもきちんと手入れされてるから…。
    それから食事。習慣の違いがあるからこそ多様な食事がある。世界から見たら魚の生食はゲテモノ扱いと聞く。こちらから見ると羊の脳みそとかウワーと思える。(白子っぽいらしい)(白子ならイケる)
    その他、政情の変化によって変わる発掘の認可の煩

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    2025年03月24日
  • 考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話

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    各国に渡り発掘調査をされてる方々のエッセイ。どの国も特徴があり非常に興味深い。特に現地でしか味わえない味覚の数々は憧れてしまいます。トイレ事情も現地でしか体験できないですが...
    ペルーの法整備によるドタバタも海外で研究されている方の苦労と努力が見えたりなども面白い。皆さん胸にロマンと情熱を詰め込んで従事されているのが伝わってきました。
    自分の職業と近い分野とはいえども全く知らないことばかりだったので知見が広がって良かったです。これは人に勧めたい一冊になりました。

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    2024年03月14日
  • 古代エジプト文明 世界史の源流

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    高校で世界史をやってない理数科の自分としては、分かり易かったけど、睡眠不足の酸欠脳で読んだから、さっぱり忘れてる

    とにかく、エジプトは、アフリカではなく、東地中海として捉えるべきだということ

    クレタ島からヒッタイトからアッシリアから海の民からギリシャにローマに

    そんで、日本にとって、海は、外へ開けるとこだけど、地中海世界では、閉じた反時計回りで循環するとこだということ

    良い本でした

    眠い、、、

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    2018年11月24日
  • ツタンカーメン 「悲劇の少年王」の知られざる実像

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    ネタバレ

    古代エジプトのファラオ(王)ツタンカーメンといえば、ほぼ未盗掘の王墓から発見された副葬品の「黄金のマスク」で広く知られる。幼少で即位し十九歳前後で死去した少年王は、ミイラの外傷から暗殺(撲殺)説が強かったが、近年は否定されつつある。本書では、歴史学・考古学の最先端の研究をもとに、ツタンカーメンの実像と死の真相に迫り、現代から三千年以上の時を隔てた最盛期の古代エジプト世界を活写する。

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    2013年10月01日
  • 考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話

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    考古学をしていて怖い目に遭ったことはないんですか? と聞かれることが年に数回ある。海外も比較的治安のいい所しか行ったことがないし、現場で人骨を見ても触れても何も感じたことが無く、実体験を何も持っていないので、話のネタが欲しいな〜〜と思い読んでみた。
    結果、心霊や霊障とかの話ではなくもっとリアルなところでの怖い話の詰め合わせだった。一方で現場の進め方などの内容も多くて勉強になった。
    考古学者以外にも、民俗学者や文化人類学者シリーズが欲しい!百物語的な感じで、学者が厳選した怖い話の詰め合わせ……ちょっと俗っぽすぎる?

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    2025年09月12日
  • 考古学者だけど、発掘が出来ません。  多忙すぎる日常

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    3人の考古学者が語る、忙し過ぎる日々のエッセイ。
    大学での教員としての多忙さ。
    その合間を縫って現地へ訪れてからの多忙さ。
    でも研究は過酷でも、楽しさと喜びに満ちていた。
    ・はじめに
    ・エジプト考古学者の多忙すぎる日常 大城道則
    ・中国考古学者の多忙すぎる日常 角道亮介
    ・メキシコ・中米マヤ文明考古学者の多忙すぎる日常 青山和夫
    ・おわりに――三大陸周掘り記

    「考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった」の続刊?
    前作では、調査と冒険、面白いと怖いは表裏の関係だったが、
    こちらでは“多忙”がテーマで語られている。
    大城氏は、大学教員という生業での多忙さを嘆く。
    会議に次ぐ会議の多さやイベ

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    2025年09月03日
  • 考古学者だけど、発掘が出来ません。  多忙すぎる日常

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    3人の考古学者の熱量に圧倒されながら一気に読み終わった。
    大城先生は私とほぼ同世代。
    あの頃、いったいどうすれば考古学者になれるのか、わからなかったものなぁ。そんな中、自分で道を切り開いて行ったお三方にはただただ尊敬する。

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    2025年06月13日
  • 考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話

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    タイトルで予想するほど怖い話は出てこない。それよりも食事の話の方が多い。三人の著者が、それぞれエジプト・シリア、中国、ペルーでの発掘の様子、苦労話、現地の風習などについて語っている。いかに食事を含めた現地での生活を楽しむか、そして信頼できる協力者を得るかが大事ということがよくわかる。

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    2025年05月29日
  • 考古学者だけど、発掘が出来ません。  多忙すぎる日常

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    浮世離れしたイメージのある大学研究者のリアル。
    万難を排してでも、
    異国の五代のロマンに
    迫ろうという覚悟のある人だけが
    結果を残せるのだろうと思った。

    レーダーやエックス線など
    テクノロジーが使われていることも分かって良かった。

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    2025年05月24日
  • 考古学者だけど、発掘が出来ません。  多忙すぎる日常

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    3人の考古学者の発掘とそれ以外の多忙な日々が面白おかしく書かれている。優秀な考古学の研究者のこれまでを振り返る本書。地道にコツコツ諦めることなく、予想外なことばかり起こるだろう外国でも真正面から(時には奇抜な方向から?)取り組んできて今があるんだなと。好きなことだけやってるまともな研究者なんて1人もいないんだないうことも改めて実感。とにかく学術論文をいかに書くか、質的にも量的にもそれが最終的な評価やポストゲットに繋がるのだなと。
    分野は違えど、元研究者志望の1人としても明日からの仕事に向けてやる気が出てくる一冊でした。

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    2025年05月19日
  • 考古学者だけど、発掘が出来ません。  多忙すぎる日常

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    インディージョーンズで憧れた考古学者の日常がこんなに忙しいとは。
    情熱と周りサポート、根性がなければとても続けられない仕事だと感じました。
    内容は、読みやすく、とても面白いです。

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    2025年04月20日
  • 考古学者だけど、発掘が出来ません。  多忙すぎる日常

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    冒頭のエジプト考古学者のパートでは、ある程度の地理的イメージ像が結びついている中で、様々な活動方面における開陳具合もあって単著でも楽しめそうであった。
    中国パートは短いながらもL先生の話が印象的。マヤ文明に関しては、オカルトとの結びつきを忌避する筆者の信条もあって、堅い印象もあるが研究者のヒストリーとして参考になるのはここなのかとも思う。

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    2025年03月29日
  • 古代エジプト文明 世界史の源流

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    古代エジプトと周辺の国々、地域との関わりを中心に描く。そのため、ピラミッドや国内の政治状況や王家の変遷について、連続的な知識を得ることは他の本で理解して、その後、本書を読むと、古代オリエント世界の理解が深まるかも。

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    2025年01月28日
  • 考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話

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    自分が経験したことのない分野の話を知ることはやはり楽しい。

    ロマンだけでは食べていけないが、ロマンのない考古学なんてつまらない!

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    2024年11月26日
  • 考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話

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    発掘調査の大変さはよくわかったが
    それでも続けるだけの大いなる魅力があるのだろう。【層位の積み重なりが遺跡を生み出すように、考古学者たちのリレーが研究の蓄積を生み出す】そこが魅力のひとつかも。遺跡、遺構、遺物は、人間の寿命を遥かに凌駕する。何て面白い本

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    2024年10月29日
  • 考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話

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    ネタバレ

    エジプト・シリア、中国、ペルー、それぞれの地域のエキスパート(考古学者)である著者3人によって書かれた体験記。
    『考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話』というタイトルがまず秀逸すぎる。
    遺跡を発掘したら、一体どんな怖い目に遭うというのか?
    ワクワクした。

    超常現象的なものや、心霊的な恐怖体験を想像し期待して読んだ人もいるかもしれないけれど、そのあたりはちょっとだけ。
    ペルーの発掘調査に不思議な話が少し出てくるくらい。
    印象的なのは食文化の話(3編とも)と、中国のトイレ事情、ペルーのイメージ通りな酒と音楽と情熱と政治の話。
    食文化や慣習、生活環境や価値観などの話は、ひょっとしたら発

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    2024年08月14日
  • 考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話

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     怖い話と思ってたら、自分が思っていた怖いとはかなり違っていた。
     とはいえ、子供の頃憧れていた考古学。
    思っていたよりも大変で、しかも食べ物の好き嫌いが激しい自分では無理な世界だった。
     本自体は思っていたほどスラスラと読み進まなかったけど、考古学の世界観がガラリと変わった感じで楽しく読めました。

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    2024年07月11日
  • 考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話

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    人間的とか場所的に怖い等がメイン。
    ほぼ心霊的にではないけれど、発掘の大変さがわかって、そこそこ面白かった。

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    2024年07月14日
  • 考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話

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    中国、エジプト、ペルーを舞台に、三人の考古学者さんの現場での体験談。
    タイトルに「怖い」は入っているが、特に恐怖体験に特化したものではない。そういった面では少し拍子抜けはしたが、現地ならではの大変さとか、食やシモの話はやっぱりおもしろい。
    自分自身は超超超の虫嫌いなので、絶対に行きたくないところばかりだ。

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    2024年05月07日
  • 考古学者が発掘調査をしていたら、怖い目にあった話

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    昔、学芸員の資格を取るために、某民俗博物館で実習し、ほんのちょっぴりですが、発掘のお手伝いをしたことあります。
    で、全然向いてないと実感した。根気と情熱がないと無理だと思った。その両方とも全く持ち合わせていなかった。

    この本を読むと、著者3人ともから、考古学への愛と情熱と無償の思い、学問への敬意、先人への深い感謝などがびんびん伝わってきた。それらすべて、なんだか尊いと思った。
    そしておもしろかった。実に良書です。

    でも、全然怖くなかった。
    もっとオカルトめいたものを期待していたので、そこは残念だった。しかし、超がつく怖がりで、怖い話を読むといつも涙目になって読んだことを後悔するくせに、あん

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    2023年12月05日