藤田勝久のレビュー一覧 項羽と劉邦の時代 秦漢帝国興亡史 藤田勝久 学術・語学 / 教育 5.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 日本では三国志に匹敵する人気の『項羽と劉邦』の楚漢戦争。 ややもすれば両雄の人物評価(強いけど感情的でケツの青い項羽と、度量が広くて老獪な劉邦)に帰せられがちな勝因を、当時の社会システムという観点から捉え直す。 遺跡から出土した木簡・竹簡を基に、『史記』の虚実を読み解き、双方の政策から勝敗を分けた要因を分析しています。 秦の始皇帝による中国統一から、秦の滅亡、楚漢戦争と劉邦による中国再統一まで。 「秦漢帝国」という言葉が持つ意味とは? ニン、トン♪ 0 2009年10月04日 司馬遷の旅 『史記』の古跡をたどる 藤田勝久 学術・語学 / 教育 4.0 (1) カート 試し読み Posted by ブクログ 司馬遷は生涯に少なくとも七回中国大陸を広く旅した。二十歳のときには、長江流域の史跡を辿り、曲阜で孔子の礼を学び、影響を受けること大であった。 その旅で、どの様なことを見聞きし、学んだのかを想像する事は、「史記」を読む以上に波乱万丈の司馬遷の人生を髣髴させるだろう。 「史記」の研究者でもない私はとりあえずあまり紹介する文章はない。しかし、豊富な地図は、いつか中国を旅するに十分である。まさに幾千万の旅ポイントがあることをしったのである。 0 2012年07月12日 <<<1・・・・・・・・・>>>