中島さおりのレビュー一覧

  • 私の欲しいものリスト

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    譲り受けた手芸店を営むジョスリーヌは、愛する夫ジョーとの間に一男一女をもうけ(本当はもう一人女の子が生まれたが、生まれてすぐ亡くなった)、二人とも大人になって独立し、今はジョンと二人で暮らしている。小さな手芸店はほぞ細とではあるが順調で、手芸のブログは好評である。
    ジョスリーヌは、いつも宝くじを買い、当たったら何を買うかリストににしていたりする。そして、ある時、本当に高額の宝くじが当たる。小切手にしてもらい、ひっそり持ち帰ったジョスリーヌ。ジョンにも打ち明けていなかった小切手が、ある日ジョンとともに消えてしまう。

    宝くじがもたらす運命、洋の東西を問わず、人間の運命の変わり目をひっそりと描く。

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    2014年03月21日
  • なぜフランスでは子どもが増えるのか フランス女性のライフスタイル

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    それぞれの国に、それぞれの恋愛の起源があって、それが現代の人々の意識にも根付いているってのがおもしろい。

    日本ではそういう面のタブーなんかが多いから捻くれた人が増えがちで、わたしはフランスの考え方のほうがさっぱりしてて好きです。

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    2013年08月13日
  • なぜフランスでは子どもが増えるのか フランス女性のライフスタイル

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    ネタバレ

    フランス女性はセクシャル、かつ小さい頃からころから自分の体は自分で守るという意識をもったうえで恋愛をつくりこむ。男性任せではないということだ。また、能力さえあればそれに見合った就業の機会が提供され、一生涯社会的にも自立できるシステムが構築されている。働きながら安心して子育てできる環境が万全であり、寧ろ働かない女性は無能とさえみなされる。男性側には妻を食わせなきゃならないという気負いはなく、主夫業に専念する男性も少なくないようだ。婚姻関係はパスク、事実婚など緩やかな男女の結びつきから始まり必要に迫られれば結婚すればいいという気安さ。なお、フランスでは同一労働同一賃金であり、日本のよう非正規・正規間差別はない。若年でも気軽に結婚できる環境がある。意外だったのは婚外子が多いこと、移民が多いことは多産の理由ではないということ。日本女性の高学歴化は男性にほぼ匹敵するほどに進んできている。企業側も優秀な女性を引きとめておくために自然に働きながら育児ができる環境を作らざるを得ないのでなかろうか。フランスにおける出生率の高さはフランス女性の自立心であり、自立できる環境づくりがその最たる要因と見た。フランス書院・・・。

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    2012年07月05日
  • なぜフランスでは子どもが増えるのか フランス女性のライフスタイル

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    今までのフランス出生率関連の書籍のなかでは比較的イイ出来。フランスの出生率の高さは、決して出生率向上を目指した近視眼的な政策からではなく、60年代別からの女性の社会進出を推進する政策や、労働者の権利を守るための法律、68年革命以降のピルの解禁や中絶の合法化、同一労働同一賃金など、非常に重層的に仕組が出来上がったのだと納得。それらは結果的に出生率向上に繋がったのであって、政府はむしろプライベートには干渉しない立場を取っていたようだ。ヨーロッパに比べ、日本が遅れているというのは最近あまり使われない論法だが、ピルの解禁が90年代後半だったことや、男女雇用機会均等法にしても壮絶な闘争の末に勝ち取った権利ではないことを考えると、やはり日本人の権利に対する意識はヨーロッパより遅れているのだなという感想を持たざるを得ない。単純に出生率向上という視点で政策を考えていたのでは、あまり効果は見込めないだろう。
    自分がフランスにいた経験から思うのは、フランスでは子供は未熟な大人であり、子供中心の生活になることはない。子供と大人は別世界に住んでいる。また子供時代への郷愁も比較的少ない民族である。児童文学の貧しさはそれを明確に表している。そんな子供や子供時代を理想化せず、過剰すぎる期待をしないことも、子供を作る重圧を下げていると思う。日本は子供に期待しすぎるし、子供時代への郷愁が非常に強い。それは悪いことではないが、出産へのプレッシャーを上げていると思う。

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    2011年05月03日