中島さおりのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・気候変動が悪化して、人々が北欧地域で生活する一方で、ITは発達。
Googleに行動履歴や閲覧履歴、生体情報という自分に関する
個人情報を渡すことに承諾すれば、毎月暮らせるだけの収入をもらえて、
一部の人を覗いて、googleのベーシックインカムに加入している世界
Googleが国家と肩を並べている状態。
主人公は、Googleの支配と環境問題への対策として、
個人情報を人工的な体に写すことによって、
不死を実現する計画を実行する。
・不死にする人は、精神的な価値や地球環境にやさしい生き方をしているか
とかとか
お金もってるかとか関係ない
宗教も国も関係ない。まさ -
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Posted by ブクログ
フラン人作家マルク・デュガンの『透明性』を読みました。
一言でいうなれば大金持ちなったテック系ギークである女社長の哲学問答、という中身です。
ジャンルも設定もSFなのですが、必ずしもSFへの興味や知識は必要ありません。
2068年の地球を舞台に、強力なテクノロジーを背景に地球上のあらゆる産業、企業を手中に収め、トランスヒューマン(オルダード・カーボンで言うところのスリービング)・・・魂を腐らない鉱物材料で出来た人体そっくりな入れ物に移植して不死を実現させた地球上最高の権力者である女性が、神になる事を拒否し、独裁的権力を否定しつつ、自分の家族や世界の宗教家、政治家、情報機関と対話し、モノロ -
Posted by ブクログ
ネタバレ少子高齢化待ったなしの状況でこういう本が読まれるのだろうなとおもうが、フランスの制度の歴史が分かりやすく書かれている。
著者も書いている通り、全く文化の異なる日本で同じことが導入されるかは難しいが、経済状況の変化から、専業主婦が減り続けていかざるを得ない状況は30年前のフランスと同じかもしれない。どちらかと言えば、低所得階層への出産、育児、教育への各種手当が手厚く国家と雇用主負担の家族手当金庫から拠出されているというのは興味深かった。
日本では企業が支払っている、家族手当や住宅手当等、家庭維持の為の経費を雇用者と雇用主、及び国家とで管理していると言うしくみはある種公平かもしれない。
女性の多く -
Posted by ブクログ
[ 内容 ]
女性がハッピーな国は子どもも増える!?
その真相を歴史的背景から解き明かす。
[ 目次 ]
第1章 フランス人は「セックスレス知らず」か?
第2章 「恋愛大国」だから子どもが増える?
第3章 フランスにはなぜ専業主婦がいないのか?
第4章 婚外子が多いと子どもは増えるのか?
第5章 フランス人たちはなぜカップルになれるのか?
第6章 フランスは少子化対策に成功したのか?
終章 フランスから何が学べるのか
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