竹下佳江のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
バレーが好きな人だけではなく、リーダーになって悩んでいる人、女性同士の人間関係で悩んでる人、女性部下との接し方で悩んでる男性など、色々な方にオススメしたい本です。
バレーに興味が無い方にとっても仕事や人間関係、親子関係など様々な場面で応用できる本だと思います。
自分はどちらかと言うとアタッカー思考なのでセッター思考の人がこんな風に色々考えてくれてるんだ、というのが知れて勉強になりましたし、子育てや人付き合いにセッター思考を取り入れていかなければと感じました。
現役時代のエピソード部分ではこれはあの選手のことかな?などと想像しながら楽しく読み進められました
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Posted by ブクログ
最近とある番組で取り上げられていた元バレーボール選手の著書。
女子だらけの世界と無縁なれど(と思ったら、家では周りはすべて女子やん!!)、似たような場面には遭遇してきたような。
セッター型リーダーシップとありますが、サーバント型に近い考え。そして、勝負の世界だからというわけではないですが、次の一文はいまの僕もまったく同じ。
「勝つためなら、個人の感情や願望やどうでもいいと、本気で考えていたのです。いちばん大事なのはチームを強くすることで、個人的な感情をいっさいなくして、その一点だけに集中しなくてはならない、、、」
その一方で、個人の感情が重要なのも承知。
でもどっちかと言われれば、 -
Posted by ブクログ
テレビやインタビューで竹下さんがご自身のことを話すことは少なかったのでとても貴重な裏話が読めてとても良かったです。
上下関係の難しさなどあるだろうとは思っていたけれど、トップクラスの選手でもチームプレーの意味を理解しきれていなかったり、自分本意になってしまうことがあるというのに驚き、少し親近感も湧きました。…どの選手のことだろうと色々考えながら読んでしまいました。オリンピックの裏話も知ることができて良かったです。
アタッカー型リーダーの言及に少しトゲを感じましたが、竹下選手に言われたら何も言えないなぁ。でもアタッカーによるリーダーシップ論も読んでみたい気がしました。
個人的にはセッター思考はバ -
Posted by ブクログ
日本代表セッターが自身の生い立ちとセッターをやっていく上で学んだ処世術を披露する。
この人自体のプレーおよび名前は知らなかったが、たまたま新書コーナーで手に取ってみた。男のチームスポーツ選手はよくこの手のものを書いている気がするが、女性は珍しいと思われる。
著者がセッターをやるにあたっては、エリート競技者の人生を歩んではきたが不本意ながら身長の問題からやり続けていて、社会人になって暗いからその面白さがわかってきた。セッターはアタッカーのことをよく見てその時その人に応じたトスを上げなくてはならず、自分が出しゃばることは現金であり、観察およびプレーの外も含めたコミュニケーションが重要。