コトブキツカサのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ・1895年12月にフランスのパリ、グランカフェでリュミエール兄弟が初めての映画興行を始めた
・それから約40年間はサイレント映画のみだったが、1927年10月に公開された「ジャズ・シンガー」が初めてのトーキー映画として登場した
・それから世界初のオールトーキ長編映画「ニューヨークの灯」が1928年に公開
・1935年位に世界初の全編カラー長編映画「虚栄の市」が公開
・その後1937年に世界初のカラー長編アニメーション映画「白雪姫」が公開
・1940年代はプロパガンダによく映画が使われた
・1960年代〜1970年代はスター・ウォーズを始めとするSF映画が大ヒット
・また、反体制的なメッセージ -
Posted by ブクログ
映画の歴史や、その次代でエピックとなった映画、各国の映画に対する姿勢は知らないことも多くとても楽しく読むことが出来た。
「オスカー」とか「アカデミー賞」とか「カンヌ国際映画祭」とか…日常で名前はよく聞くけど、違いや詳細まで認識していない…というところまで書かれていて、日々生きていく上で話題の引き出しが増えたように思う。
読み勧めていく内にどんどん見たい映画が増えてくる、興味を掻き立てられる本でした。
「シザーハンズ」「タイタニック」「ランボー」「キル・ビル」…
このあたりが気になったかな。今から見るのが楽しみだ。
一方で、第5章の映画のウィスプ集であったり、付録の映画人とのエピソードについて -
Posted by ブクログ
映画は好きだけど映画の基本的な知識は詳しくないので、広く浅く整理されていて勉強になる。
映画『バービー』冒頭のオマージュシーンに対する批判意見(赤ちゃんに人形を破壊させるシーンを不快に感じた)について、町山智浩と同じ方向性の意見(あのシーンは『2001年宇宙の旅』のオマージュなのを分かっていない云々)が軽く書かれているが、批判者にとってオマージュだろうがなかろうが不快になった感想は変わらないので関係なくない?と思う。自分は『バービー』も冒頭のオマージュシーンも大好きだけど。
著者のポッドキャストで聴いたことのあるエピソードがいくつかあったので、少し新鮮味がなかった。