【感想・ネタバレ】教養として知っておきたい映画の世界のレビュー

あらすじ

■年間鑑賞数500本のエンタメ評論家が映画にまつわる世界を深掘り■

映画をどのように鑑賞するかは人それぞれ。「観たい」と思ったとき、気ままに自由に楽しむものです。

でも、せっかくなら、映画の「奥深い世界」をのぞいたうえで、より深く思考をめぐらせながら鑑賞してみませんか?

・数字でひも解く映画業界
・映画賞の成り立ち
・映画史を変えた10作品
・日本映画界の現状と課題 etc.

映画パーソナリティ&エンタメ評論家で〈映画中毒〉のコトブキツカサが鑑賞ポイントから賞レースの舞台裏まで、映画に関する多様な事柄を、業界への忖度なしで歯切れよく解説! 読むだけで映画の知識と新たな視点が身につきます。

さらに、単に知識をインプットしていく「受け身」の姿勢ではなく、能動的に楽しむために、好きな映画を3本挙げることで心理を分析する著者考案のコンテンツ「映画心理分析」も紹介しています。
自分はどんな作品と出会いたいのか、気になるあの人はどんな嗜好なのか……、「映画」をきっかけにドキドキ・ワクワクすること間違いなしです。

劇場のスクリーンはもちろん、自宅で、スマホで、本書を通して、EXPERIENCE THE MOVIE 映画を体験しよう!

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Posted by ブクログ

ネタバレ

映画好きによる、映画好きのための本であることは間違いない。

サブスクが浸透したこの世の中で映画館で見ることの良さ、映画の楽しみ方など、映画好きじゃなくても楽しめるような作りで書いてくださっていた。

知って嬉しい様々な映画の裏情報や豆知識などが散りばめられており、また読みたくなる一冊

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2025年04月14日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・1895年12月にフランスのパリ、グランカフェでリュミエール兄弟が初めての映画興行を始めた
・それから約40年間はサイレント映画のみだったが、1927年10月に公開された「ジャズ・シンガー」が初めてのトーキー映画として登場した
・それから世界初のオールトーキ長編映画「ニューヨークの灯」が1928年に公開
・1935年位に世界初の全編カラー長編映画「虚栄の市」が公開
・その後1937年に世界初のカラー長編アニメーション映画「白雪姫」が公開
・1940年代はプロパガンダによく映画が使われた
・1960年代〜1970年代はスター・ウォーズを始めとするSF映画が大ヒット
・また、反体制的なメッセージを含むアメリカン・ニューシネマが流行

映画制作数ランキング
1位:インド 1,986本
2位:中国 874本
3位:アメリカ 660本
4位:日本 594本
5位:韓国 494本

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2025年11月07日

Posted by ブクログ

画面で見聞きするコトブキさんからのイメージより、かなり正統派な内容でした。
映画の誕生から年表的に解説…実は知らないことがたくさんあることにも気づかされ…
「教養」と言われると少々意識高いかな…と思いつつ、映画好きとしては、なんだかうれしい1冊で、自分自身も観た映画、見逃した映画どちらも観たくなる、そんな良い解説本でした。

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2025年10月11日

Posted by ブクログ

面白かった。
「教養として」というよりは、
トリビア的なものが多いが、
興味深いものが多く、
映画に興味をより持っようになりました。
そして、著者の主観も多いのですが、
それも愛情を感じる内容で、
とても好印象でした。

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2025年07月01日

Posted by ブクログ

映画の歴史から、興行や配給などビジネスの裏話、映画賞の解説までとても参考になった。「製作本数世界一はインド」「邦画は監督より助監督のほうが年収がいい」「アカデミー賞は元々内輪向けの晩餐会」など、はじめて知ることがたくさんあった。

後半は裏話的な「ウィスプ」や、作者と映画スターとのエピソードの章が長かったので、それよりももっと歴史と業界の話を膨らませたほうが「教養として」と銘打つに相応しい本になったように思う。

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2025年05月14日

Posted by ブクログ

映画は好きで観ているけれど、歴史や業界のことについては全然知らなかったのでぴったりな入門書だった。後半は著者の個人的なエピソードもあって批評というよりはエッセイ寄りなところもあり。この本を読むとまだまだ知らない作品だらけなので、知って気になった作品は観てみようと思う。

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2025年03月04日

Posted by ブクログ

映画の歴史や現代の状況など「映画学」というような内容は冒頭で触れられるが、全編通じて、映画業界で活躍する著者の経験や思いが語られている。
個人的に、好きな洋画に関する雑学を楽しく読みました。

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2024年11月29日

Posted by ブクログ

教養としての映画の世界を
知ることができる。
奥深い映画の世界。
これから映画の見方がすこし変わりそうな
気もします。

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2024年10月18日

Posted by ブクログ

歴史学的な映画史を紹介する書籍に比して、筆者の立ち位置の特殊性が生かされているとは思う。ミーハーな話題にも見えるが、映画パーソナリティという未踏の職域を切り開くなかで、いかにして存在価値を示しうるかという形跡がうかがえる。

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2024年10月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

映画にまつわる小話がたくさん。
文章も読みやすいので、するする読めて良かったです。
トム・クルーズとの逸話は、他でも似たような話を聞くので、ほんまモンのスターなんだなと。

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2025年10月30日

Posted by ブクログ

教養と言うよりざっくりとトリビアが多めな印象ですが、昨今の映画事情に繋がる流れが満遍なく整理されていて、丁寧な仕事だと思います。付録の映画パーソナリティとしての裏話的回顧録が面白い。海外の俳優たちのエピソードが何気に強烈。

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2025年09月25日

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作品紹介だけでなく映画の歴史や著者の映画パーソナリティの仕事など盛りだくさんで面白かった。「時をかける少女」が角川映画じゃなくて角川春樹映画だったのに驚き。春樹氏のポケットマネーって…。

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2025年08月27日

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「好きこそものの上手なれ」とは言うけど、これだけ大量の作品を、また長期間にわたって好きでいられることに驚いちゃう。何より「映画心理学」というコンテンツを創作したのは大したもんだ。

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2024年12月18日

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著者がこれまでに体験してきた映画の世界。

キル・ビルでの栗山千明の役名が、「ゴーゴー夕張」である理由。

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2024年11月03日

Posted by ブクログ

映画の歴史や、その次代でエピックとなった映画、各国の映画に対する姿勢は知らないことも多くとても楽しく読むことが出来た。
「オスカー」とか「アカデミー賞」とか「カンヌ国際映画祭」とか…日常で名前はよく聞くけど、違いや詳細まで認識していない…というところまで書かれていて、日々生きていく上で話題の引き出しが増えたように思う。
読み勧めていく内にどんどん見たい映画が増えてくる、興味を掻き立てられる本でした。
「シザーハンズ」「タイタニック」「ランボー」「キル・ビル」…
このあたりが気になったかな。今から見るのが楽しみだ。

一方で、第5章の映画のウィスプ集であったり、付録の映画人とのエピソードについてはややテーマから外れたように思い、あまり興味を惹かれなかった。
「映画」の話を聞きたかったのだけど「キャスト」の話を聞かされたような…
それよりももっと映画の話を読みたかった。と思ってしまった。
(もちろんキャストは映画にとって重要ではあるのだけど)

また、著者が映画評論家という仕事をしているためか、非常に丸い、敵を作らない書き方・思想が溢れているとも感じました。
だからこそ映画に興味を持った万人に勧められる本ではあるのですが…
私はもう少し著者自身の映画観・エゴを見てみたかったなぁと思いました。

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2024年09月25日

Posted by ブクログ

映画は好きだけど映画の基本的な知識は詳しくないので、広く浅く整理されていて勉強になる。

映画『バービー』冒頭のオマージュシーンに対する批判意見(赤ちゃんに人形を破壊させるシーンを不快に感じた)について、町山智浩と同じ方向性の意見(あのシーンは『2001年宇宙の旅』のオマージュなのを分かっていない云々)が軽く書かれているが、批判者にとってオマージュだろうがなかろうが不快になった感想は変わらないので関係なくない?と思う。自分は『バービー』も冒頭のオマージュシーンも大好きだけど。

著者のポッドキャストで聴いたことのあるエピソードがいくつかあったので、少し新鮮味がなかった。

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2024年09月16日

Posted by ブクログ

小説以外あんまり読まないけど、最近映画業界に身を置く人と接する回数が多いので話のネタになれば良いな〜ぐらいに思って読み進めると、1日で読み切るくらいにはとても面白かった。興味が惹かれた映画は即filmmakersにクリップ。次、劇場で映画体験をするのが物凄く楽しみ。

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2024年09月12日

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