関泰祐のレビュー一覧

  • 魔の山 上
    ドイツを代表する教養小説の超大作。平凡な青年ハンス・カストルプとその周囲の人々のおりなす人間模様が多彩。上下巻。
  • 魔の山 下
    中学生の頃から何度も読んでます。
    主人公は魔の山に入り、白血病(だったっけ?)を直そうとするのだが、その感じがとってもノラーリクラーリ描かれています。
    健康に良い黒パンをまいにち食べるのだが、その黒パンとチーズの組み合わせの表現の美味しそうなことと言ったら!
    何が面白いって表現しにくいが、本読...続きを読む
  • 魔の山 上
    この物語はハンス・カストルプの成長の物語と言われている。
    名作と言われているが、私は途中読むのがつらくなってあきらめてしまった。なぜなら、話が平たんな部分(大きな盛り上がりがないので)が長かったからだ。
     しかし、死、時間、音楽と時間、自然と人間の関係といった観念が、ハンス・カストルプが出会う不思議...続きを読む