栗山圭介のレビュー一覧

  • 居酒屋ふじ
    後半から面白くなってくる。売れない役者の青年が、落ち込んでぶらりと立ち寄った居酒屋。夫婦で居酒屋を営む小さな店。この店主、おやじとの出会いから自分との向き合い方が変わる。でも本当の主人公はおやじである。おやじの破天荒な生き様に、人が居酒屋で繋がっていて行く。面白い。
  • 国士舘物語
    懐かしさで手に取った一冊。
    あの頃はなんにもない無意味だと思えた毎日も今となればすごく充実した日々だったんだと思える。
    これから大学生活を送ろうとする子たちには一日一日を噛み締めて送って欲しいとおもう。
  • 居酒屋ふじ
    カテゴリのとおり講談社文庫のIN☆POCKETに紹介されていたので興味を持って読みました。
    テレビドラマとは話は違うけど、面白かったです。
  • 居酒屋ふじ
    こんな伝説のおやじが居たら話しを聞きたかったなぁと思いました!
    居酒屋のメニューも美味しそうだし、雰囲気も読んでいて伝わってきていきたい!!
    落ち込んだ時にまた読み返したい。
  • 居酒屋ふじ
    「希望があれば、苦労なんてかまわない。なんだって諦めなければ良いことがあるか もしれないでしょ。あきらめたらこの先に良いことなんてなくなっちゃうんだから。

    苦労に負けてしまうのが不幸なのよ。だから私は少しぐらいの苦労なんて平気だし、 不幸だなんて少しも感じたことないわ」
  • 居酒屋ふじ
    実在する居酒屋の「おやじ」の物語。「おやじ」の話を聞きながら酒を飲み、料理を食べたいと思わせる内容でした。笑いながら時に鼻を啜りながら読みました。
  • 居酒屋ふじ
    まったくのフィクションかと思ったら、中目黒の居酒屋がモデル。著者やドラマ版主演の大森南朋ほか、大勢の有名人がかよう店なのだそうです。

    通りすがりに目について入ってみたら、とんだアウェー感。なのに店の「おやじ」やら常連客から好き放題いわれて、毎回もう二度と来ないと誓うのに、引き寄せられてしまう。

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  • 国士舘物語
    兄から借りた一冊。

    国士舘大学の四年間、体育教師になる為?いや、シティボーイを目指して上京した、江口孝介とその仲間達の青春ストーリー。

    時代は30〜40年前くらいの設定。
    携帯電話は無く、世の中は黒電話。
    努力と根性の世界。

    当時の男性社会がこんなだったのか?はたまた国士舘という大学がこんなだ...続きを読む
  • 国士舘物語
    知り合いの国立系体育学科の人に聞いたけど、同時期の大学でもこんなになぐりあったりすることはなかったと。国士舘恐るべし。青春小説。