佐久本庸介のレビュー一覧

  • 青春ロボット
    一気読みでした。せつない。苦しい。悲しい。でも、その感情があるからこそ、生きてるってことなんんだって。うまく言えないけど、胸の奥のしこりが溶けていく感じがしました。何があっても、支えてくれる人の大切さ。愛することの壮大さに、感動しました。佐久本さん、ありがとう!
  • 青春ロボット
    ロボットが人間と共生し、周りを幸せにするため…というミッションのもと、人間に紛れて中学、高校と過ごしていくよくあるようなSFまじりの青春ストーリー…
    と思っていたら、いい意味で裏切られました。5分の4くらいまではさくさく読めるラノベ風な感じ…と思っていたけど、いいテーマでした。

    作者の佐久本庸介さ...続きを読む
  • ディスカヴァー文庫 青春ロボット
    ベタな感動でつまらないことはないけれど、父からあれだけの虐待を受けていながらあんなに軽い謝罪で許してしまう、というかサラッと流したような描写なのがあまり現実感がないと感じた。もっと葛藤があってもよかったと思うし、死にかけたのだから許さなくてもよかっただろうにと、自分の感覚との差を感じた。
  • ディスカヴァー文庫 青春ロボット
    さらっと読んだが、不思議な読後感。ロボットが人間社会に溶け込めるのかというものか、と思いきや、実は人間でした。でも、そこには理由があって…。
    単に意外性をてらっただけではないと思える。むしろ、後半の立ち直りが描きたかったのか。
    作者はきっと卓球経験者。執拗なほどの卓球の描写は、やったことのある人にし...続きを読む
  • 青春ロボット
    ロボットが実験的に人間社会の中学生として生活を始める。
    恋、部活、色々とあるが、実は心に病を持つ少年の話だった。
    面白い。