芝田満之のレビュー一覧

  • カイマナヒラの家

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    しつこいですが、この人の本が大好きです。
    あまりにも「スティル・ライフ」が予想外にしっくりどっぷりと、
    なんていうか「海が一緒」みたいな感じで響いて来て。

    これは、池澤さんの本を読みはじめて3冊目の本。
    休暇がほしくて読んだ本。

    サーフィンに出逢ってるだけで、
    その人の人生は半分成功したようなもの。

    なんだって。

    へー。。。



    むっちゃサーフィンしたい!!(笑)

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    2009年10月04日
  • カイマナヒラの家

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    友人にもらったものです。

    いい波とワーゲンバスといい家がある環境。

    そんなところに厄介になりたいものです。

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    2009年10月04日
  • カイマナヒラの家

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    Hawaiiもサーフィンも未体験で、羨ましい限り。
    海は好きだから今すぐにでもサーフィンしたくなります。
    でも私が池澤夏樹さんの本に求めているものと、少し違うかな。うまくは言えないけれど。
    それでも、こういう本もあっていいのかと思う。
    最後の締めの部分だけが私的にはいらなかった。蛇足な感じ。そこまでの文章で充分に伝わるので。

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    2013年09月05日
  • カイマナヒラの家

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    ハワイイの話。
    自由で開放的な感じが良い。
    ちょっと不思議なお話があっても、ああ、そんなこともあるんだろうな、
    と納得してしまう場所なんだね。

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    2012年10月27日
  • カイマナヒラの家

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     池澤さんにはこのタイプの本がけっこう多いように思うのですが、写真+小説というスタイルです。
     サーフィンの魅力に取り付かれた主人公は、ふだんは日本で仕事をしているけれど、まとまった時間がとれると、休暇をとってハワイに波乗りに行く。
     あるときふとした縁で、有名な建築家が建てたという家を訪ねるようになる主人公。そこには出身も年齢もさまざまな、ハワイの魅力に取り付かれた人々が入り浸っていて……

     男運がわるくて日本で苦労してきた老婦人が、ハワイに移住してがらっと生き方が変わった……というエピソードがありまして、本筋にはそれほどかかわってこないんですけども、そこがすごく印象に残りました。
     池澤

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    2010年03月28日
  • カイマナヒラの家

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    まず冒頭に、「この物語の登場人物はすべて架空であり作者の想像の産物であるが、家は実在した。」と。ダイアモンド・ヘッドではなくて、カイマナヒラ。カイマナヒラの家を軸にした物語。カヴァーの著者紹介が、いい。「1945年、北海道生まれ。87年、「スティル・ライフ」で中央公論新人賞、翌88年、同作品で芥川賞受賞。海を愛し、世界中の浜辺で昼寝をする作家。」芝田満之(こちらの紹介は「……。海を愛し、世界中の波に乗り続けるカメラマン。」)による何枚ものカラー写真が、とても美しい。解説・沢野ひとし。単行本は2001年、文庫版は2004年刊行。

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    2011年07月19日
  • カイマナヒラの家

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    ハワイが好き海が好きな人ならきっと共感できる部分が多い作品。
    ただ純粋に主人公や周りの人間の生き方が羨ましい。ハワイだからできる考え方。穏やかに流れる時間を、物語を読みながらも一緒に共有できる。

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    2009年10月04日
  • カイマナヒラの家

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     カイマナヒラとは、ダイアモンド・ヘッド(ダイアモンド・ヒル)をハワイイ語で発音したものらしい。タイトルからも分かるように、ハワイイの、それも「カイマナヒラの家」を中心としたショートストーリィ。1つ1つが短編のようになっているが、基本はカイマナヒラの家を中心として起こる人間模様を描いている。全体としてのまとまり方と、話ごとのシメ方が妙技ですぐ読めてしまった。

     とりあえずこういう雰囲気のある小説を読むと、自分はかなり影響される。ハワイをハワイイと書きたくなるし、サーフィンもやってみたくなるし、浜辺で水平線をいつまでも眺めていたり、水平線に沈む夕日を見たりしたいと思う。馬鹿みたいに単純である。

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    2009年10月04日
  • カイマナヒラの家

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    池澤夏樹著を初めて読んだ
    とても読みやすかった

    ハワイには何度か行っているが、
    知り合いがいるとまた違う旅になる

    それもいいなぁと思った

    カイマナヒラ(Kaimana Hila)は、ハワイのダイヤモンドヘッドを指す言葉だと初めて知った

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    2025年09月07日
  • カイマナヒラの家

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    これまでにも南の島での暮らしをテーマにした小説を執筆してきた池澤夏樹と、海の写真を多く撮影してきた芝田満之の作品です。

    「カイマナヒラ」とは、ハワイのダイヤモンド・ヘッドのことで、そのふもとにある一軒の巨大な家の管理をしているロビンやジェニーといった人びとと、一人の日本人の交流をえがいた連作短編となっています。

    ゆっくりと流れる時間と、人びととの心温まる交流といった南の島での暮らしに癒しを感じることのできる作品です。もちろん、こうした幻想をいだいてしまうことに対する自省的なまなざしをもつ読者もいるでしょうが、そうした自家中毒的な内省のループに陥るのではなく、物語のもつ力に自分自身をゆだねて

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    2020年05月11日
  • カイマナヒラの家

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    さらーと読めて、読後に自分もちょっとハワイで暮らしてたようなトリップ感が味わえる好短編集。個人的には、もっと不思議な話が多いほうが好みだったりするけど、これはこれで。

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    2011年12月11日
  • カイマナヒラの家

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    旅に出る理由。

    人生における休暇。
    終いの棲家ではないけれど、自分らしく存在できる、
    居心地のよい場所。

    永遠には居られないし、余所者であることに変わりはないけれど、
    サーフィンという共通項は、いとも簡単に言葉や民族や宗教を
    飛び越える。

    人間にはシェルターが必要なんだろう。
    静かで平和な避難場所。

    No alarms and no surprises.

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    2010年06月08日
  • カイマナヒラの家

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    サーフィンはやったことないですが、こういう生活いいなあ、と思います。文が淡々としていて、すっと入ってきました。

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    2009年10月04日