ミニチュアダックスを飼っていました。
生後3ヶ月で来た男の子は、パルボウイルス感染症からわずか1ヶ月足らずで死去。家に来てから3日で発症、下痢と嘔吐が止まらず。点滴で栄養を与えるしかない悲惨な状況でした。ペットショップで感染していたので代替犬として、二代目マンボ(メス)がやってきた。それから、人間の80歳に当たる16年間を一緒に暮らしました。(2013年6月1日死去)
犬はコンパニオンアニマルとよく言ったもので、マンボの存在は私の人生に鮮やかな彩りを与えてくれました。
そんな、懐かしい過去を思い出しながら読んでみました。
まず、マンボの病歴についてですが、ミニチュアダックス特有の軽い椎間板ヘルニアになったくらいで、晩年に歯周病と乳腺腫瘍が出来るまで比較的健康でした。ちなみに子宮摘出はしていません。
犬が避けるべき食べ物として、ネギ類やチョコレートが有名ですが、本書ではレーズンや干し杏、キシリトールガムも候補です。特に拾い食いの習慣は改めないと、大変なことになります。韓国に駐在していた頃、散歩道に骨付きチキンが落ちていて、そのまま呑み込もうとしているのを阻止しましたが、あのままだと窒息死の可能性もありました。また、三浦海岸を散歩中、リードを外していたら、何やらムシャムシャ。波に打上げられたヒトデをシャリシャリした食感がいいのか既に半分食べていました。その帰りの車の中は、異様な腐臭がしてそれから2日間は水だけで自然治癒しましたが、今考えてもかなりやばい状況でした。
また、手作りのドッグフードを作る時は、生野菜はできるだけミキサーで粉砕しないと消化に良くないそうです。
読後思ったのは、犬も人と同じクオリティオブライフを重視すべきだということです。運動不足や暴飲暴食で寝たきりや手術で苦しめるのは飼い主の責任です。決して甘やかすことが愛情ではありません。これから犬を飼おうと考えている人は、信頼されるリーダーとして健やかに育てる覚悟を持って欲しいものです。
あと、どの愛犬雑誌にも書かれていませんが、犬にも日光浴は大事です。前の住まいは日当たりもよく、日中留守番している時、床にあった鉄アレイを枕によく寝ていました。そのため、皮膚炎にも悩まされることなく、歳の割に毛並みが良かったのはきっとそのせいです。