あらすじ
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【現役の獣医さんが優しく教えるイヌ「長寿」のツボ】
イヌの飼い主なら「この子が少しでも長生きしてくれますように!」
「この子とずっと一緒にいたい!」
と思うのは当然のことです。
しかし、誤った飼い方をすると寿命を縮めたり、
事故や病気などで命を落とすこともあります。
本書では、本当にイヌのためになる環境、運動方法、食生活を解説しながら、
病気やケガのサインの見つけ方、老犬に優しい暮らし方まで紹介していきます。
【この本の内容(一部)】
●非常に多くて危険な異物誤食に要注意
●人間だけじゃない! イヌのアレルギー対策
●イヌはシャンプーを必要としているのか?
●暑さに弱いイヌは夏が苦手
●正しく知っていますか? イヌの去勢手術と避妊手術
●なぜ、狂犬病の注射はいまでも必要?
●イヌの散歩時に起きるトラブル
●悪質な毒物散布に注意!
●イヌが熱中症にかかったときの対処法
●イヌにおやつはいらない!
●人の力で大きく減った「フィラリア」
●安いドッグフードと高いドッグフード
●肥満は重大な健康被害を引き起こす
●急に倒れた! どうする?
●イヌが足を引きずっている どうする?
●呼吸がおかしい、咳をする どうする?
●イヌにワクチンを接種させる理由
●老犬の衰え
●増えているイヌのがん
●イヌが最期を迎えるとき
感情タグBEST3
Posted by ブクログ
かわいらしい柴の表紙に惹かれて読んだ。
獣医である著者が屋内飼いを薦めるのは細かい観察が可能で初期病変がみつけやすいことから。具体的な症例で先代犬の症状に思い当たったりした。
溺愛している柴犬がいる。子犬時代にプレート手術も経験させているので「賢い飼い主にならなければ……」とは思っているのだが。
Posted by ブクログ
犬の飼育の基本がしっかり書かれていて わかりやすかった。
横書きで、話題がまとまっていた。
初めて犬を飼う人、これから犬を飼う人は、お勧め
犬歴の多い人には、目新しいことは特にない感じ。
出版したばかりなので、最近の犬状況に対処できるような内容。
だから、一度さらりとでも読んでみる価値有り
Posted by ブクログ
ミニチュアダックスを飼っていました。
生後3ヶ月で来た男の子は、パルボウイルス感染症からわずか1ヶ月足らずで死去。家に来てから3日で発症、下痢と嘔吐が止まらず。点滴で栄養を与えるしかない悲惨な状況でした。ペットショップで感染していたので代替犬として、二代目マンボ(メス)がやってきた。それから、人間の80歳に当たる16年間を一緒に暮らしました。(2013年6月1日死去)
犬はコンパニオンアニマルとよく言ったもので、マンボの存在は私の人生に鮮やかな彩りを与えてくれました。
そんな、懐かしい過去を思い出しながら読んでみました。
まず、マンボの病歴についてですが、ミニチュアダックス特有の軽い椎間板ヘルニアになったくらいで、晩年に歯周病と乳腺腫瘍が出来るまで比較的健康でした。ちなみに子宮摘出はしていません。
犬が避けるべき食べ物として、ネギ類やチョコレートが有名ですが、本書ではレーズンや干し杏、キシリトールガムも候補です。特に拾い食いの習慣は改めないと、大変なことになります。韓国に駐在していた頃、散歩道に骨付きチキンが落ちていて、そのまま呑み込もうとしているのを阻止しましたが、あのままだと窒息死の可能性もありました。また、三浦海岸を散歩中、リードを外していたら、何やらムシャムシャ。波に打上げられたヒトデをシャリシャリした食感がいいのか既に半分食べていました。その帰りの車の中は、異様な腐臭がしてそれから2日間は水だけで自然治癒しましたが、今考えてもかなりやばい状況でした。
また、手作りのドッグフードを作る時は、生野菜はできるだけミキサーで粉砕しないと消化に良くないそうです。
読後思ったのは、犬も人と同じクオリティオブライフを重視すべきだということです。運動不足や暴飲暴食で寝たきりや手術で苦しめるのは飼い主の責任です。決して甘やかすことが愛情ではありません。これから犬を飼おうと考えている人は、信頼されるリーダーとして健やかに育てる覚悟を持って欲しいものです。
あと、どの愛犬雑誌にも書かれていませんが、犬にも日光浴は大事です。前の住まいは日当たりもよく、日中留守番している時、床にあった鉄アレイを枕によく寝ていました。そのため、皮膚炎にも悩まされることなく、歳の割に毛並みが良かったのはきっとそのせいです。