本合暁詩のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者の本合暁詩という人は新日鐵でも働いていた人。メーカー勤務なら実務知識は得られそうだが、経営に必要な判断基準など養われるのだろうかと感じだが、国際基督教大学で博士を取り、法政大学で講師を務めた人物らしい。知らなかったが、そうした経歴は著書にも活かされている。
日本企業における株式を持ち合う仕組みの中では、誰も株を売らない。株を売らないと決めているものだから、株価を気にしてもしょうがない。気にするのは配当だけ。1株当たり5円の配当というのが慣例になっていた。少し古い話だが、確かに1株5円という基準はそうだったのだろう。
企業が設備投資・工場建設などの長期的な投資を行う際の指標。回収期間と言