青木富太郎のレビュー一覧

  • 東方見聞録

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    史料として楽しみました
    思った以上にインチキ記述が多くてこれは信用できるものにはならないなあ
    面白いけど

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    2023年04月03日
  • 東方見聞録

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    マルコポーロです。モンゴル全盛期に東洋をぐるっと回った記録で、モンゴル大帝国時代の凄さが分かります。例えば、共通紙幣の発行、使者や通信のための駅の整備、キリスト教徒・イスラム教徒を平等に扱うなど。十字軍時代に有名だった幻のプレスター・ジョンが実在しているように描かれています。

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    2024年11月24日
  • 東方見聞録

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    フビライ・ハーンは、現在この世界にいる、いや、今までにこの世界にいた王の中で最も偉大な王。モンゴル帝国の都ハンバリク(中国名:大都、現在の北京)。

    ザイトゥーン(泉州)。膨大な胡椒が運び込まれている世界最大の港。高価な宝石や大粒の真珠を積んだインド船が次々とやってくる。アレクサンドリアの100倍の数の船が入港している。

    プレスター・ジョン(キリスト教徒の王)はモンゴル高原の覇者だったが、チンギス・ハーンとの戦いに負けて戦死してしまい、プレスター・ジョンの王国もモンゴル帝国に併合されてしまった。

    ジパング。マンズ(中国の南)から東へ1500マイルの大洋中にある。とても大きな島。住民は皮膚の

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    2024年05月10日
  • 東方見聞録

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    『東方見聞録』を読んでみる日が来ようとは…!笑
    本書は1978年刊同名タイトルを昨年復刊したものらしく、新たに加わった解説も相まって読みやすかった。実際仕えていたとはいえフビライ・ハン(以下本文に倣い、大ハーン)を必要以上に崇拝していたり(「君主のうちの大君主」)、旅行先の描写も誇張されていそうで胡散臭さはあったけど、国外どころかアジア方面なんて未知の領域だったヨーロッパ人にはこれが全てだったんだろうな。

    マルコ・ポーロ(以下、ポーロ)は故郷ヴェニスへの帰還後、国同士の小競り合いに巻き込まれて1年間捕虜として獄中にいた。その間同室だった大衆作家に、自身が旅してきたアジア諸国(日本・東南アジア

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    2023年08月04日
  • 東方見聞録

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    歴史の授業で出てきたマルコポーロの東方見聞録。
    その内容が読めるなんて感慨深いです。日本は鎌倉時代。フビライハーンの元寇のくだりが出てきます。マルコポーロはただの商人だと思っていたらフビライハーンに仕えていたらしい。そしてフビライさんの治めていた地がとにかく広い!
    飛行機で行き来できるようになった今もすごいなぁ面白いなあと思うくらいだから、当時の人たちはいろんな土地の話を聞いてもっと面白かっただろうなあ。

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    2023年06月25日
  • 東方見聞録

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    マルコ・ポーロによる元への旅の記録たる東方見聞録。ヨーロッパを出発してから元に到着し、戻ってくるまでが記されている。ジパング(チパング)の記載など、情報の正確性についてはかなりの疑問がつくものの、各所の生活や風俗を記した資料としては興味深い。惜しむらくは、ガイドブックっぽくなり、読みにくいところだろう。

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    2023年06月11日
  • 東方見聞録

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     13世紀の中央アジア、中国、東南アジア、インド・・マダガスカル島まで。

     マダガスカル島にたくさんの象がいて、象牙の輸出が最大産業?????、なんてことが書かれているから、そうか昔はマダガスカルにも象がいて、でも人間が滅ぼしてしまったんだな、と一瞬思ったが、そんなはずはないとちょっと調べてみたら、大きな勘違いだった、ということ。マルコがモガディシュあたりを誤記して、しかも島だと書いたものだから後世の探検家がマダガスカル島を「発見」したときにこれが、これがマルコの書いた島だと勘違いしたという。

     幾つかの間違いはあるかもしれないが、ほとんど事実だと研究者は言っている。13世紀の世界が、生き

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    2023年01月21日