鈴木敏昭のレビュー一覧
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ネタバレ思い込みのメカニズムを詳らかに説明してくれていて勉強になった。
自分と共通点がある人に対して(誕生日が同じなどの些細なことでも)好意的になったり優遇したり、無意識にカテゴリー分けをして偏った考えに拘泥してしまう。
特に自分の境遇に不満を抱いている人ほど思い込みが激しい傾向にある。
日頃の鬱憤を発散させるために自分よりも下だと感じる集団に対して八つ当たりをする。
このような未熟な自我は権威に服従しやすいという特徴がある。
権威を持つ者と自分を同じと見なし、その自己欺瞞の中で他者を見下す。
これは権威者に対する贔屓という形でも現れる。(高級車はクラクションを鳴らされる率が低いなど)
思い込みは自覚的でないことがほとんどなので常に自分の内面を俯瞰的に観察することが重要。 -
Posted by ブクログ
人の性格や考え方の基礎となるものは、
生まれつきのものと幼少期に形成されるものがある。
この幼少期に形成されたものが性格の変えにくい部分で、
ここを作り上げるきっかけとなったのが思い込みだそう。
そのときに作り上げた性格や考え方をベースに、
以降の人生で起きた出来事に対して判断づけしていくので、
幼少期の思い込みはより強固なものになっていくのだろう。
確かにトラウマと言われるものは大人になってからよりも、
子供の頃に経験した内容が基になることが多い気がします。
性格を変えるには、
この大元となる思い込みを変える必要がありますが、
長い年月をかけて固定化された思い込みを変えるのは、
想像以上に大変だというのが分かります。
ただ、どんな思い込みをしているかを理解して、
そうならないように何か起きたときに即対応ではなく、
一度立ち止まって対処するという行為を繰り返すことで、
急には変われないのでしょうが、そう考えてしまうという
思い込みを塗り替えることは出来るような気がします。
相当時間はかかりそうな気はしますが、
本当に変えたい、変わりたいなら時間をかけてでも
取り組むべきで、そのためにも自分の考え方の傾向を
理解するという現状把握をすることは非常に重要だと思います。
その他、心理学に関する言葉の説明が多くあったので、
最近というか今更、心理学を勉強している自分にとっては
違った意味でも大変有意義な内容でした。
【勉強になったこと】
・人生脚本とは、エリック・バーンが提唱した心理プログラムで、
経験した事柄から「きっと自分の人生はこうなるのだろう」
と考えて脚本のように作り上げてしまうこと。
・幼少期に禁止された事柄で人生脚本は作りあげられており、
自分の場合は特に「子供であるな」という禁止事項が
多く植えつけられているように感じる。
これは、しっかりしなさいと言われ続けたがゆえに、
いわゆる堅物になってしまう傾向にあることを意味する。
自分がやらなきゃという自己犠牲の傾向が強い。
・禁止事項の経験から形成される基本的な構えとしては、
自分と他人に対して、OKなのかNGなのかと考える
4つの組み合わせのいずれかに分類される。
最悪なのはどちらもNGと判断している人で、
最も良いのはどちらもOKと判断している人。
自分は、感覚的ではあるが、自分NG、他人OKと
基本的には考える傾向にあると思われる。
褒められるのが下手で、自己評価がとても低い。
・人は、より効率的に生きるため、無駄な思考をしないよう、
思い込みによって自動的に判断する仕組みを作ってしまう。
毎回考えて判断していると手遅れとなることも多いため、
考えずに即時的に反応出来るようにするために作られる。
これを自動思考という。
・気分一致効果とは、気分がいいときは良い情報を
気分が悪いときは悪い情報を集めてしまうことを指す。
・ポジティブな思い込みによって、想像出来ないくらいの
実力を発揮することがある。根拠の無い自信というのが、
成功につながるというのは現実的にあり得る話。
・結論を悪く悪く考えてしまう傾向にある人は、
そんなことは無いと強く思うことが出来ない。
なので、事実確認をしてしまうのがよい。
その結果、そんなことは無かったと分かることで、
悪く悪く考える癖を少しずつ治していくことが出来る。
・人は本来、愛情や承認を求めているもので、
無理やり頑張る人は「えらいね」と言われたいから
頑張ってしまっている。これにより過労死やうつが
増えてしまうのでは意味が無い。
これを解消するためには、都度褒める・行動を認める
といったことが大切。
・誰かに褒められたい、認められたいといっても
待ってるだけでは褒められない。
まずは自分から動いて相手を褒める、認めること。
・ネガティブな考え方を変えたいのであれば、
まずやってみるとよいのが姿勢を正すこと。
姿勢がよいのは心の状態がよいことでもある。
パソコン仕事やデスクワークで前のめりになるのも
あまりよろしくはない。
そして、呼吸をゆっくり目にすること。
・口癖を変えることも大切。
どうせ、でも、だってという言葉を発しないように
心がけること。
・性格を形成するのは生まれ持ったものもあれば、
環境によって作られるものもある。
性格を変えるために、環境を変えるというのは
あながち間違いではない。
転職や部署移動というのも自分を変える一つの手段。
・何よりも大切なのは、「いま・ここ」にいる自分を
理解して、「これからどうしたいか」という目的を
強く持つこと。 -
Posted by ブクログ
■あなたはOK・わたしもOK◆
まず幼少期の「禁止令」(何もするな!)などによって、子供は人生に対する「基本的構え」を作り上げる。
人生の脚本は、「禁止令」、そして「構え」に基づいて
勝手に「自分はこういう人生を歩むのだろう/歩むべきだ」という人生脚本を書き上げる。
この構えが、その後の人生において、世の中や人生を規定する「土台」となる。
何かを通してネガティブな感情が出るなら、幼少期に受けた禁止令から人生脚本を遡ってみてください。
人生に対する「基本的構え」(あなたはOKわたしもOK)に結びつく人生脚本に書き換えることができたなら、その問題は解決します。両者を肯定し愛を抱くことで。
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本書は認知バイアス(思い込み)の正体を教えてくれる本である。
十人十色、人それぞれの認知バイアス(思い込み)で人格や知識、行動や他に至るまで構成されている。本著が述べているとおり、認知バイアス自体は悪いものではない。そういう考え方の偏りがあり、その思い込み次第でモノの見方や視点、視座、角度、思考、修正、行動など自分の考え方一つで見ている日常の世界ががらりと変わることを教えてくれる。
様々な情報やモノ、全ての人間が生み出すことには多かれ少なかれ認知バイアスは含まれている。自分の思い込みや次第で人間関係も印象が全く異なるし、学校や仕事の場面においても思い込み一つで辛くも楽しくもなんでも大きく感情に影響し育まれていくことだろう。
本著も認知バイアスについて説く本だが、同時に本著も多分に認知バイアスがかかっている本であり、これから多くの質の良い情報と質の良い体験を通して私たちは出会い育み、認知バイアスという思い込みの柔軟な発想ができるのだろう。 -
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人は、無意識で「自分の人生はこうなっていく」と人生の脚本を書き上げていて、その通りに生きている。
だから、いくら本を読んで自分を変えようとしても、変わらない。なのでその打開策を教えてくれる本です。
① 人は、自分についてある思いや信念を抱くと、無意識にそれに合うように行動してしまう。
② 「人生脚本」は7歳くらいまでの幼少期につくられる。「こうしなければならない」、「こうあるべきだ」という思い込みで、脚本は書き上げられていく。
③ 思い込みを突き止める4つのステップは
1. 問題リストをつくり、自分が抱えている問題、気になる記憶を書き出す。
2. 思い込みチャートの分析図をつくる
3. 「思考のゆがみ」の種類を突き止める
4. 思い込みの出発点を突き止める
④ 「身体」から「心」を変える。心で身体を操るのではなく、「身体を操ることで心を変える」。そのためには「姿勢を良くする」「呼吸を整える」「表情を変える」
「口癖を変える(すいません→ありがとうに変える)」
⑤ 「所詮、ごっこ遊びだ」と考えることで、悩みを軽くできる。
⑥ 人生とは、「何が起きるか」ではなく、「どう捉えるか」にかかってくる。 -
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ネタバレ「Aさんは学生時代からボクシングの選手でした。Aさんの息子のBさんにも厳しくボクシングを教えています。でもAさんはBさんの父親ではありません。さて、AさんとBさんの関係は?」
1円玉2枚で、切符を隠すにはどうするか。
基準比率無視バイアス。がん検診で陽性だった場合の真の陽性確率。
「クラッシック音楽を聴く男性が、ある地方都市の大学教授かトラック運転手である可能性はどちらが高いか」
思い込みが作られる背景=親、教育、友人、マスコミ、メディア、CM。
思い込みを利用する=自己暗示、アファーメーション、発想転換と気分転換、プラセボ効果、