斉藤英治のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ再読
王様(先生)と家来(本)、他国(今の自分)になぞらえてのストーリー展開で読みやすい。
速読のテクニックだけでなく、本からの情報から知識にまとめアウトプットし、人生を豊かにするところまでつなげている部分は良かった。
・30分で区切って読む
・プレビュー5分、写真読み5分、スキミング20分
・プレビューで本の構造を理解する。目次、あとがき、帯、導入部等
・写真読みで重要な箇所やキーワードを心に残す。
・スキミングで重要箇所に降り立ちゆっくり読んで理解する。(森から木を見る)
・20%の時間で80%理解できれば、効率は4倍
・ネット、メール、新聞は逆三角読み
・その本を手に取った目的を頭に置 -
Posted by ブクログ
本にはまとまりがある。
やること、の時間を決める。時間がきたらやめる。
80%の理解を20%の時間で。
平等主義ではなく、公平主義で本を読む。同じようにすべての本を読まない。
エビロングの記憶曲線。適度な復習が大事。
プレビュー5分、スキミング15分、記憶学習40分。
これを何回も繰り返す。
基本書を一冊、全文を熟読する。その他の9冊を斜め読みして補足する。
書店でもプレビュで売れ筋を把握する。これは書店にいかないとできない。
見出しと1行目だけで判断する。逆三角形のような重要度。
ルーブル美術館を全部見ようとしたら数日かかる。しかし半日ツアーもある。アーサー王の伝説も本筋に -
Posted by ブクログ
家来の時間には合わせない。ワシはワシの時間で動く。
気づいたらテレビや他人の時間に合わせがちな自分にはっとする。まず時間を決めて、タイムリミットがきたらやめる。それができるようになったときのスッキリ感、ずっと続けたくなる。
つまらぬものに長く関わるクセをやめ、役立つものを早く効率的に発見したい。
本は体系的な知識を得るのにぴったりだなと最近思う。ネットがこんなに発達しても、本の役割はそこにある。
知りたい専門分野について、10冊は読め!というとこについて。基本書のチョイスがこの場合、カギだな。
いつか、は永遠に来ない。ならば今!その心で生きたい。
本を並べておけることのメリットは、 -
Posted by ブクログ
220ページ/15万字/40分/分速3740字
これまでにあちこちで見かけた速読術が一冊にまとまっている。大きな驚きはなかったがわかりやすい。
極論すれば「拾い読みの精度をいかに上げるか」ということか。そのための準備やテクニックについてわかりやすく解説してある。
本の構成も速読に適したスタイルで書かれているので、この本自体が速読しやすい。けっこうな速度で読み進められたが、もともと速読についてある程度の知識があったからこそ、そのようにできたようにも思う。その意味では同じ分野の本を読むほど、理解の速度が上がるというのはそのとおり。新しい分野の知識を得るためには10冊選び、その中からさらに基本 -
Posted by ブクログ
暗い国(クライコク)の民は、明るい国(アカルイコク)の王様に弟子入りするのです。
明るい国はなぜこうも栄え、民たちは幸せそうなのか、その秘密を探るため。
ーと、速読の本でありながら、そんな逸話が挿入されていて、
物語的にも読めます。
肝心の速読法としては、5分で本のプレビュー、5分で写真読み(見開きを2秒で眺めていく)、
あと20分で本の内容を読む(スキミング)
=30分で本を読んでいこう、というもの。
小説は別として、実用書なら、たしかにこの方法で概略をつかめるかもしれません。
精読で100%の理解をするより、
「重要な2割を読んで、8割を理解する」というのも大切なところ。
最初の段