助供珠樹のレビュー一覧

  • あの夏、最後に見た打ち上げ花火は

    Posted by ブクログ

    ひと夏の出会いと恋と別れの物語。

    こういう話はそれこそ古今東西一杯あるのだけど、なぜ一杯あるかというと、やっぱりそれだけ人の心に沁みるからなのだ。
    その切なさ、苦しさ、そして余韻。
    そういう意味で、この物語もしっかり描けていて良かった。

    SF設定なのだが、最後までヒロインの正体ははっきりと明かされなかったのでSF以外の想像の余地もあってなんだか自分の中では想像が広がっている。
    それにしても母娘二代で同じ経験するとか、それってフラグだよな。
    いつかノアも帰ってくるのかな?
    あ、でも、それにはちょっと親密度というか、決定的な何かが足らない気がするな。

    中学生の夏休みの、親友と幼馴染との恋のあ

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    2018年05月17日