長吉秀夫のレビュー一覧
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購入済み
まさに入門書
大麻の歴史から現在医療、産業と海外で脚光を浴びてる大麻有効利用を初心者に解説してくれる書籍。
解禁派であろう著者だが、あくまで客観的な資料を終始並べていく手法には好感が持てた。
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Posted by ブクログ
これは本当にタイトルで
大損している本だよねぇ…
悪い本ではないのにどうがんばっても
犯罪推奨本にしか見えてこないのは
大きなマイナスだと思います…
中身はいたって真面目な本。
大麻の無限の可能性を教えてくれる本です。
規制はされていますが、本来なら
多くの環境に適応し、バイオエネルギーとしての
要素すら秘めるまさに「魔法の植物」
だけれども残念なことに
他の「あきらかに」有害な薬物と
同類の扱いを受けているのです。
かのマンモス何ちゃらとか塩とか言う人が
捕まった薬物に比べれば
有害性は少ないのに…(摂取方法による)
もし医療用として
使われた場合には
多くの痛みに苦しむ人が
救われる -
Posted by ブクログ
現在の日本では、大麻は完全に悪いイメージが刷り込まれているが、薬物としての危険性はアルコールより少なくカフェインと同程度。ゲートウェイドラッグとしての危険性にも客観的根拠はなし。それどころか、歴史的も様々な場面で素材として活用されてきてるし、地球にも優しい。医療での活用も期待されている。
要はアメリカとその石油産業のご都合で規制されてきただけ。特に、戦後の占領時に規制を押し付けられた日本は、当のアメリカでも規制の見直しを始めてるのに、まだクソ真面目に厳格な取り締まりをしている。ある意味、思考停止した戦後日本を象徴しているのかもしれない。
大麻に限らず、世間の支配層の都合やそれを検証もせず報道す -
Posted by ブクログ
ネタバレ1954年には37000軒の大麻農家が存在し、布、衣類、ロープなどに使っている。麻の実は七味唐辛子に入っている。
麻子仁という漢方薬にも使われる。
大麻取締法は、GHQの占領政策だった。大麻乱用の事件はなかった。
大麻はマリファナの材料。
大麻の成分CBDは小児てんかんの治療薬に有効。今回の法改正につながった。
THCは有害だが、重篤ではない。医療用であれば使用可。THCと大麻は、麻薬および向精神薬取締法によって規制される。
医療用大麻が使えるようになった反面、麻向法で厳罰化。
CBDはドーピング対象ではない。THCのような精神活性作用がない。痛みの軽減など。
THCは麻薬と同じ扱いだが、致死 -
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Posted by ブクログ
大麻、それは麻薬だ。使う者の精神を壊し、肉体を蝕む・・・、というのは誤解だよーという本。
大麻は、嗜好品であり、アルコールやタバコよりも常習性が低いのだそうだ。
実際、アメリカでは大麻の合法化をした州が現れ、EUの多くでは、非犯罪化しているのだそうだ。
では、なぜ日本では麻薬と同じ扱いなのかというと・・・。
というのを世界の流れから日本の歴史を踏まえて紹介してくれる。
また、大麻は嗜好品に留まらず、医療用になる他、バイオマスエネルギーとしても注目されている。
大麻!そんなにいいなら、吸ってみたいねぇ!著者は吸ったことがあるのかな?あるなら是非そのレポートを載せて欲しい。大麻を合法化したいな