【感想・ネタバレ】あたらしい大麻入門のレビュー

あらすじ

2024年12月12日「大麻取締法」改正法施行!
改正のポイントは3つ。
医療大麻の合法化、THC濃度による規制、使用罪の適用で最長懲役7年の厳罰化!

多くの日本人は、大麻は一度でも手を出したら人生を台無しにすると認識し、政府も厳格に規制してきた。だが、欧米では大麻の研究が進み、重篤な依存性や有毒性がないどころか、多くの疾病に対する薬効成分があることも解明されている。
日本でも大麻取締法が全面改正され、2024年、医療大麻が解禁。他方、新たに使用罪が適用され厳罰化されたのは、国際的な規制緩和の潮流に逆行している。
いったい大麻の何がダメなのか?
改正法のポイントを解説しながら日本の大麻政策に異議を唱え、大麻の有用性を説く最新大麻読本。

◎相撲の横綱も神社の注連縄も、大麻でできている
◎GHQの占領政策として制定された大麻取締法が、初めて全面改正された
◎日本では大麻の有害性について科学的検証が行われていない
◎CBDオイルによる小児てんかん治療が、医療大麻解禁のきっかけ
◎厚労省が定めたTHC残留限度値0.001%に、不安を覚えるひとたち
◎所持罪に加え使用罪も適用され、最長懲役7年に厳罰化する時代錯誤
◎海外のスポーツ選手は疼痛緩和、疲労回復、抗不安に大麻を活用
◎地球の環境改善をもたらす産業大麻に立ちはだかる壁

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Posted by ブクログ

古来、大麻は衣・食・住に活用され「百益の植物」として重用されてきた。縄文の昔より人々の暮らしを支え神事にも用いられてきた。しかし戦後GHQの統治下でその価値は封印され「麻=違法」のイメージだけが独り歩きした。だが今、医療や産業用途で再評価の機運が高まっている。著書『あたらしい大麻入門』で長吉秀夫は誤解と偏見を解きほぐしその本来の姿に光を当てる。知ることが未来への一歩となる。

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2025年07月13日

Posted by ブクログ

ネタバレ

1954年には37000軒の大麻農家が存在し、布、衣類、ロープなどに使っている。麻の実は七味唐辛子に入っている。
麻子仁という漢方薬にも使われる。
大麻取締法は、GHQの占領政策だった。大麻乱用の事件はなかった。
大麻はマリファナの材料。
大麻の成分CBDは小児てんかんの治療薬に有効。今回の法改正につながった。
THCは有害だが、重篤ではない。医療用であれば使用可。THCと大麻は、麻薬および向精神薬取締法によって規制される。
医療用大麻が使えるようになった反面、麻向法で厳罰化。
CBDはドーピング対象ではない。THCのような精神活性作用がない。痛みの軽減など。
THCは麻薬と同じ扱いだが、致死量がなく身体的依存はない。ヘロインより精神的依存度合いも低い。

産業用大麻。gohempなど衣類への利用。野生にも多く大麻が生息している。

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2025年03月07日

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