笹山久三のレビュー一覧

  • 四万十川 あつよしの夏
    あつよしが立ち向かった描写は何回読んでも心を打ってくるし泣かせてくる。俺にはできひんかったことやからやと思う。
  • 四万十川 あつよしの夏
    小学生の夏休みに読む推薦図書になってたりしますが、大人が読んでも楽しめました。子供の頃の原風景に出会ったような気分になれました。

    つかれた人にお勧めな本です。
  • 四万十川 あつよしの夏
    猫好きにお薦めの作品。キィという雌猫が出てくるのだが、その賢いこと、勇敢なこと、愛情深いことといったら、泣けるくらい。まさに猫母の鑑。

    こういう作品を読むと、「大人になる」ということを考えさせられる。主人公のあつよしは小学3年生だが、今の中高生くらいの精神年齢ではないだろうか。姉と兄はそれぞれ中学...続きを読む
  • 四万十川 あつよしの夏
    仕事用で読んだやつ!とっつきにくいかと思ったけど全然そんなことなかった!
    こんなに子どもの気持ちを理解して文字にできるひとってなかなかいないんじゃないかな…
    子どもの時に自分も思っていたけどうまく表現できなかったことが見事に文章で表現されてて本当にすごいなあと。
    書かれたのがわたしの生まれる前だった...続きを読む
  • 四万十川 あつよしの夏
    昔から家にある本なのに読んだことがなかった本。
    人物が最初よくわからないのと少し古めの作品だからか読むのが途中しんどいところもあるけど、話は面白かった。
    猫の子どもを助ける話と、虐められている女の子を助ける話。

    篤義は無口だけど色々考えていて、それを言葉にするのがまだ上手にできなくて、子どもの葛藤...続きを読む
  • 四万十川 あつよしの夏
    子供の塾の推薦図書。四万十川を望む高知県を舞台に物静かな小学3年の少年・篤義が主人公の物語。両親と5人兄妹、決して裕福とはいえないが、家族それぞれが一生懸命自分の役割を果たしているところに、家族のありかたの基本的な大切さを見た気がした。生活の中の四万十の存在、口数の少ない篤義が、日常の出来事を通じて...続きを読む