阿部真理子のレビュー一覧

  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    新しい読書エッセイかと思ったら、だいぶ昔のものが改変されたものだった。
    だから、登場する本もわからないものばかりだったが、読書あるあるの部分はいつの時代も変わらないのだと思った。
    昔の洋書がたくさん紹介?登場するので、それが好きな人にはたまらないと思う。

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    2024年05月29日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    著者の読書遍歴を追いかけるエッセイ。

    自分が好む分野とは
    ほとんど重なっていないのに
    でも読んでいて楽しいのは
    きっと本や読書に対する愛があるから。

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    2024年05月17日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    本に関するエッセイ。

    題名からは「本を読まない」本かな、と思ってたけど、筆者は相当本を読んでいる。その中で、最初から最後まで内容をきっちり覚えて…みたいな読書じゃなくてもいいよと言われてるようで、リラックスしながら気持ちよく読めた。

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    2024年05月11日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    青山南著者は、エッセイストであり、膨大な本を読まれている方です。積読、拾い読み私が共感をえたのは、青山師が高校生の時雨に振られて寄った本べン、シャーンとスタインべツクにあった怒りのぶどう上中下があり手に取り家の途中雨で飛び込んだ本屋に出会った状況は、同じなのに記憶違いでアンドレ、ジットの贋金つくりだったという文で私も記憶違いをする時があり読書体験は、体内にしみこんだと思ったとあるのでその面白さが例え記憶違いでもあっても醍醐味を感じて共感を得ました。夜寝ながら読むには、良い文庫本だと思います。本を読むには、色々な体験がある事を知り又読みたくなりました。

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    2024年03月25日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    翻訳家である著者による読書エッセイ
    パラグラフにタイトルがなく、どのページを捲っても気兼ねなく読めるような構成
    以下、琴線に触れた内容

    ・ダーウィンの種の起源はダイジェスト本だった

    ・作品の世界と距離をおかない読み方は、かえって想像力の展開を妨げ、真の経験にならない、無益な感情の浪費を招くだけだ

    ・二葉亭四迷は外国文の翻訳で音調を残すため、コンマ、ピリオドの数も原文そのままにして、語数も原文と同じにした

    ・翻訳家の宮脇孝雄さんの言
     本って、まず最初は本棚に縦に並べますよね。
     それが前後二列になり、次に上の隙間において、最後に床に積み始める。

    ・本の作者の知恵をたくさん集めることに

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    2024年03月18日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    話題が多岐にわたる読書エッセイ。
    最後まで読まない、読めない読書の効用。本を読む場所。音読について。読んだ本の記憶違い。などがよかった。
    フランクな文体。断片的な構成。するする読めるけれど読後感はぼんやりしている。
    引用の多さからエッセイなのに索引つき。

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    2024年03月02日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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     タイトルだけで手にした本。1991〜94年に新聞と雑誌に掲載されたコラムをまとめ、97年に刊行。改題して文庫化となったようです。

     「眺めたり触ったりが楽しい」に、賛同派と反対派の自分がいます。
     賛同理由としては、書店で魅力的な棚を俯瞰したり平台の表紙・表題を眺めたり、更には手に取って観る時、また、自宅の積読本から次の読むべき本を選書している時、等の場面が私の代表例です。
     反対理由は単純です。読まなきゃ意味がないし、読後の高揚感は何ものにも代え難い、と思うからです。(積読本の多さとの整合性が図られていない‥)
     そんな訳で、帯の「本はどう読んでもいい!」に頷き、(読まなくてもいい)にチ

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    2024年02月19日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    ネタバレ

    感想
    全部読まなきゃいけない。そんなことはない。どうやって向き合ってもいい。なんなら読まなくてもいい。買っただけで十分。でもせっかくなら。

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    2024年02月13日