阿部真理子のレビュー一覧

  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    読書という言葉から想像しがちな「真面目な読書」とは違うけれども、確かにそれも読書だし、あれも読書なんだよと納得してしまう、人それぞれの読書についてのエッセイ。積読だって読書だし、拾い読みも読み違いも、精読も速読も、1人でする黙読も数日かけてみんなで難読本を音読する読破会(!)も、それぞれ違ってそれぞれに味のある読書なのである。

    分厚くて難しい本を最初から最後まで、文章を正確に読んで情報を記憶する。そして読んだ冊数で人間の偉さが決まる。それだけが正しい読書であるというような、うっすらとした暗黙の了解が今の世の中にはあるように思うが、それは読書ではなくて労働なんじゃなかろうか。と、個人的に思って

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    2026年01月25日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    すっごく面白かった。
    90年代の初めに書かれたエッセイ。

    読んだ本の内容について話すことはあっても、読む感覚や本への認識について話すことはほぼない。だから、「それ、自分だけじゃなかった!」「こういう感じわかる…」みたいな感想がどんどん湧いてきた。
    本って自由に好きなように楽しんでいいんだ、と思えた。
    本を読むってどういうことなのか。きっと、本好きにも、いろんな人がいていろんな読み方がある、そのことを改めて実感。

    挿絵がとっても素敵。
    エッセイを読んだり、挿絵だけぱらぱら眺めたり、好きな文章に付箋をつけて再読したり。
    この本を読んだことは、わたしの中に残っていくと思う。

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    2025年12月26日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    どんな本の読み方だって素晴らしいじゃないかと思える。とにかく最後まで読まなきゃ…たくさん読まなきゃ…とどうしても思ってしまう時がある。そんなときに読みたい本。
    本を読んだからって何になる?と思うこともあるけれど、本を読むことが好きだから好きに読む!という気持ちを肯定してくれる。

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    2025年06月10日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    本を読む人なら感じたことのある「なぜかこうしちゃうんだよな」。自分だけだと思っていたかゆいところに手が届いたような話が詰まっている。言語化してくれてすっきりし、なぜか小気味良い。本棚をただ見たいだけの男の子と読書家の司書の話が印象的。読んだ後、キャンパス内の書店を2つと駅近の書店を2つ見て回った。なにも買わずにじっくり本棚の背表紙を見て歩きまわるのも楽しいもんだ。この本には、感想を書くとき、感動をべつな感動と結びつけて書くと良いと書いてあった。心の文脈のなかで整理する、っていい表現だな。

    追記:わたしのおすすめした本が、法外な高額転売されていますが、自身は関係しておりませんのでご注意ください

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    2025年05月04日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    仕事中のことである。どうしてだったか、読まない本を買っても仕方がないじゃなあかという話になった。私が本屋に行っていたという話をしたためだったろうか、本文中でも触れられている通り本は勝手に増えるものであるから私が本屋に行こうが行くまいが無関係なのだが、普段読書という習慣のない人は本屋と読書を直線的に結びつけたがるものだ。そんなことがあったからか、いつの間にかこの本が手元にあった。これはいい、と思いながら読むこと数分。執筆した記憶はないのに、考えていることをドンピシャに書いてあるではないか。読書に関するエッセイであるから、無論本に関するエピソードが、様々な角度からとにかく大量に載せられている。本を

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    2025年03月19日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    読書をする身にとって、大共感する所がたくさんあって、誰かと本の魅力について語り合っているみたいな感覚にもなった。最高。

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    2025年01月05日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    本屋さんであてもなく、ふと見つけた本。

    色々な小説の中で描かれる、読書をする人物にフォーカスして、そこから連想されることを説明しながら、「本はどうよんでもいい」ということを実感させてくれる内容。

    さらに本が好きになる本である。

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    2024年10月31日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    タイトルに惹かれて初めての著者作品。
    イラストのすべてに本が描かれていて、とてもすてき。
    本好きが語る、気取らない、本との思い出話みたいな感じで、こちらもすてき。
    文体も読みやすい。

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    2024年09月26日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    タイトルに惹かれて。
    元の連載は90年代前半とだいぶ前だし、登場する作品も作家もほとんど知らなかったのに、すっと入ってくる文章ばかりでニヤニヤしちゃう。本好きの素朴なエッセイ。
    本は適当に好きなように読めばいいようです。

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    2024年08月08日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    仕事を始めてしばらく本を読めていなかった。学生時代あれだけ読んでいたのに、すっかり社会の荒波に揉まれて本を手にすることはなかった。

    忙しさ、というのは本当は言い訳なのかもしれない。しばらく本を読んでいないと、私はなぜか本に対して申し訳なくなった。読みたいじゃなくて、読まないとなあ、と考えてしまう癖があった。学生時代はその癖で本当に様々な本と巡り合うことができた。この癖は私にとって本への愛情表現なのだが、読まないとなあ、と思ってしまうのはなんだか、会社から帰ってきて自由な時間ができたとき本を手に取るのを阻んでいるような気もした。
    そんなときこの本と出会った。出会い方は覚えていないけど、なんだか

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    2024年04月09日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    本への愛がぎっしりつまった内容でした。本の読み方扱い方はじめ、様々な作品や著者の蘊蓄、本読みの悩みなど多方面からのアプローチで読書が気軽なものだということを感じさせるエッセイでした。

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    2024年03月24日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    最近は何かとタイパを求めすぎていて、理解しなければ、身につけなければ、アウトプットしなければ、などという強迫観念に縛られていた中で、本書は、まさに『本は眺めたり触ったりが楽しい』ということを気づかせてくれた。

    各章(といっても目次立てて分かれているわけではないが、)の終わりのことばに、その章がよくまとめられていた。なかでも、全章の最後に記されたことばにもっとも惹きつけられた。以下に該当部分を引用する。

    「おもうに、これが読書の醍醐味である。読書という、きわめて個人的でひそやかで秘密めいた作業は、あらゆる記憶違い、思い違い、読み違い、を許容する。正しい読み方などない。読書の力とは、エーコがい

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    2026年01月10日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    好きなように読めば良い。
    好きなようにさわれば良い。
    好きなように眺めれば良い。
    好きなように語れば良い。
    正解なんてない。

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    2026年01月02日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    本はこう読むべきという固定観念から解放してくれる。斜め読みでも積読でも、本は自由に読んでいいんだと思えて楽になった。阿部真理子さんのイラストも素敵。

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    2025年11月21日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    本の内容を忘れる、積読の効果、電車で隣の人が読んでいる本が気になる、最後まで読みきれない本、読書は数ではないと思いつつ数に囚われる自分…。

    読書について悩んだときに気さに寄り添ってくれる一冊。面白かった!

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    2025年08月13日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    とても良い本だった。
    1997年刊行の『眺めたり触ったり』を文庫化したもの。コラムの内容を集めた本のため、短い文章がポンポン連なる感じが読みやすかった。
    1997年は私が生まれた年なのだが、本書の中にはもう電子書籍(電子読書)の話が出て来てちょっと驚いた。

    斜め読み、拾い読み、索引読み。速読、積読、黙読、朗読。本を買うこと、本を手放すこと。作者の実体験をはじめ、小説やエッセイに書かれていた内容など、様々な「本との付き合い方」が詰まっている。誰でも1つは絶対に「共感出来る付き合い方」が載っているのではないかと思う。

    私は時々、「大どんでん返し!」「衝撃のラスト!」などの宣伝文句の話題書を、本

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    2025年03月04日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    読書エッセイ。紙の本に囲まれて安堵する質の人間としては、中身どうこう以前にタイトルで強く共感した。読む速度とかどうでもいいし、同じ粗筋でも書かれ方によって千差万別である以上、究極には読んでみなければ何もわからない。そのときその瞬間、目にした一文から自分は何を感じたか。それが一番大切だと思う、ということを再認識させてくれた。最後の索引で、思った以上にたくさんの本が引用されていたことに驚く。

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    2025年01月11日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    本について語ったエッセイなんて、読んだら楽しいに決まってる。
    著者とは読み方も接し方も考え方も異なる部分が多々あり、そんな風に感じるのか!という驚きがあった。
    作中に登場する本好きさん達のエピソードもまた興味深くて、自分が持っていない感覚に触れられてとても面白かった。
    『本が好き』という気持ちは同じでも選ぶ本や関わり方は千差万別、というところに奥深さを感じる。
    自身は好きなものにはずっと触れていたい人間なので、このタイトルには共感しかなかったです。

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    2024年04月28日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    ネタバレ

     軽快で読みやすい文体、かつ印象に残るエピソードばかりな読後感です。つまりは面白い。

     どこがよかったか?例えば、寺山修司は、アンドレ・ジッドにかなり影響を受けていて、あの「書を捨てよ、町へ出よう」を
    書いたこと、例えば、ドイツの作家たちは朗読会で食いつないでいること、例えば、ウンベルト・エーコのいう読書の心髄とは思索の助けになること、といった感じである。

     こういう風にただ読書をするだけでなく、「面白かった。特に~の部分が・・・」と書いたり人に話したりすることで、読書はぐっと深まるんですよ、というアドバイスも書いてあったので、さっそく実践してみました(笑)

     でもまあ結局、本はどう読ん

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    2024年04月28日
  • 本は眺めたり触ったりが楽しい

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    筆者が、本は自由に読めばいいと心から思っているとわかるエッセイだった。それでいて、押し付けがましくなく、筆者の読書体験をもとに筆者が感じたことが素直に書かれていて読みやすかった。

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    2024年03月19日