堀越功のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレキャッチーなタイトルというよりは、通信業界の現在と今後について知るべく読書。
クラウドが全てを飲み込み圧倒的な力を握ることによるリスクを語った本。奇をてらったり、過度に不安をあおることはなく、可能性が提示されており、参考になる本。
メモ
・GAFAは通信インフラへの投資として、国際通信の重要インフラである海底ケーブルへの投資を加速。自ら海底ケーブルを引いた方が経済合理性に優れることに気づいた。
・クラウドサービスで仮想化によって5Gインフラを構築
・OTT over the topという呼び方は通信インフラにただ乗りするが故のものだったが、今や通信インフラへの投資も行うように。
・海底ケーブ -
Posted by ブクログ
現在の通信業界を取り巻く環境がコンパクトにまとめられていて、最近の技術トレンド、政治情勢を把握できる。
海底ケーブルへビッグテックが進出しているという話から、5G、edgeにまでAWSなどのクラウド事業者が進出していて、edgeなのでそれはもはやクラウドではなく、ローカルにまでビッグテックが進出しているということでもあるし、通信事業者が通信を制御する仕組みをクラウド上で作れるほどに信頼性や技術力が上がったということなんだろう。徹底的に規模の経済や限界費用ゼロを狙ってあらゆる領域に進出しようとするパワーには恐れ入る。
そんな中で日本企業がかけるのがオープンRANとIOWN。中国排除の流れもあって -
Posted by ブクログ
うーん。もうちょっと突っ込んだ取材内容を期待していただけどなー
NTT澤田会長、島田社長、ドコモの前田社長の実績紹介みたいな。
NTTともなると巨大組織でとてつもない社内政治があって魑魅魍魎がいっぱいいると想像するが、そこまでつっこんだ内容ではなく、NTT法改正に挑む澤田、島田体制みたいな。
NTT法なんてほとんどの人が興味ないだろうし、あぁ足枷があるんだなって知らない人にとってはふーんって感じなので、そこはサラッとでいいと思いますけどね。そしてIOWNは確かに凄い技術かもしれないが、日本発の技術が世界でどこまで通じるか、その為の戦略は?的な所がもっと詳しく説明されているとNTTがどう叛乱す -
Posted by ブクログ
NTTがどのように澤田社長、島田社長の時代に事業体制を変え、競争力のある会社に生まれ変わるため実力本位の人事体制に変更してきたか、NTT法改正で総務省からの許認可体制から抜け出そうとしてきたかについて紹介される。ユニバーサルサービスには固定電話とブロードバンドの2種類の議論があって、法定されているのは前者だけであるが、意外に一般には知られていない。NTTがもつ特別な資産は光ファイバーケーブルだけではなく650KMにわたる「とう道」、60万KMにわたる管路、局舎資産が含まれていることも、意外に知られていない。NTTが事業法ではなく、個別法人に対する規制として規定されていることから、研究開発成果の
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Posted by ブクログ
ドコモ40%/データ20%/東西21% 40年前 80%が音声通話収入 現在15%以下
社員34万人 海外従業員4割 海外売上2割 世界3位のデータセンター
脱年次主義 当事者意識
ahamo ホーム5G 通信品質 銀行業
日本のデジタル赤字5.5兆円/年 インバウンド消費3.6兆円
IOWN
APN 光信号のまま情報やり取り 従来の10~30倍 情報再送ロス少
生成AI利用により電力 2026年は2022年の2倍に
電気には導体抵抗によるエネルギー損失の熱
デバイスレベルまで光通信で電力効率100倍へ 光電融合デバイス=半導体事業
質の論理 →(インターネット) -