五島朋幸のレビュー一覧
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プレゼント本。
歯科医の訪問治療の格闘をユーモラスに描き、最後は涙で読み終わるのが惜しい本。
「こんにちは、五島です。訪問歯科の五島です」
五島先生のこんな元気な挨拶から訪問歯科診療は始まる。
1章の始めから、楽しい会話で思わずハハハッっと笑ってしまう場面から始まり、
この本は楽しく読める歯科医のお話しかなと何気なく読み始めた。
しかし1章の最後で、思わず涙が流れてきてしまった。
その涙を隠すのに苦労するほど、素直に泣いてしまい、いつもより目薬を必要以上にさしている
自分に気が付いた。
この本は、口から食べ物を入れられない患者と家族に対して
五島先生が10年間週休ゼロで情熱的に活動した -
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チェック項目8箇所。訪問歯科診療は、心身の障害により通院できない方のために、歯科医師が自宅に訪問して診療するシステムである、訪問歯科診療では「口から食べられない」障害に対する対応も多い。「実は、口から食べるっていうのは歯だけよくてもダメなんです。ほっぺたやベロがしっかり動かないと噛めないんです」。「訓練って意外とすぐには結果が出ないんですよ。だからあせらず長く続けられるもののほうがいいですね」。「材料や作り方は少し変わっているかもしれませんが、調整すること自体は入れ歯の構造が変わってないので、まったく変わってないんですよ」。僕は「口から食べる」ということは人間の自然の営みであり、生きていること
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Posted by ブクログ
最期まで「口から食べる」幸せを守るために。現場の知恵が詰まった一冊。
長く介護の仕事に携わる中で、
常に頭を悩ませてきたのが「誤嚥(ごえん)」の問題でした。
安全のために「食べさせない」という選択がなされがちな現代において、
本書が掲げる「最期まで噛んで食べる」という目標は、
私たちケアに関わる人間にとっての大きな希望です。
著者が示す「12の鉄則」は、どれも現場ですぐに確認できる具体的なものばかり。
特に、単に飲み込みの機能だけでなく、姿勢や口の中の環境、
そして「食べる意欲」にまで踏み込んだ内容は、
日々の食事介助のあり方を根本から見直させてくれます。
「誤嚥性肺炎を恐れて食べない