蓬台浩明のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
静岡にある都田建設の社長である蓬台さんが書かれた一冊。前著の『サービスは「かけ算」!』に続き、社長・社員としての会社での仕事を通してどのように成長するかのノウハウが凝縮されています。タイトルは、都田建設が週に1回かならず昼休みにバーベキューを実施していることから名付けられたと思うのですが、単なるバーベキューなかれ。きちんとしたルールがあります。
・昼休みの1時間以内に終わること
・予算は1万円以内(35名分)
・リーダーは毎回変えて、リーダーの指示に基づき実施すること
開始当初は使命感をもとに社長自らが実施し、ルールなどが定着してから社員に実施してもらったとのこと。また現在はお客様や地域の方か -
Posted by ブクログ
この会社が飛びぬけたブランド力を獲得しているのは「仕組み化」が他の企業よりできているから。
どの会社でも企業理念や目標はあるけど、それを成し遂げるような仕組みづくりはできていない事が多い。でもこの会社はそれを仕掛ける仕組みづくりがものすごくちゃんとしてる。(それを福利厚生や勤務時間、社内行事に落とし込んでる。情熱劇場の装置と呼ぶ。)
企業文化はブランドの命である。そして企業文化は仕掛けることなくしては、成し遂げられないということをこの本から学ぶ。
そして企業文化を作るうえで大事なことは、3つ。「仕組み化」「習慣化」「フィードバック」そして常にいつもそれらの潤滑油となるのがコミュニケーションの -
Posted by ブクログ
ネタバレチェック項目7箇所。「人を尊敬すること」とは、人を「尊い存在」として認めて、「敬うこと」・・・まずは家族、職場の仲間を敬う。耳が2つ口が1つ与えられているのは話す2倍聞きなさいという教え。資本主義の原点・・・自分のためではなく社会のために利潤を追求する。完璧な人ではなく、完璧な自分になる。人間の最高の欲求は「なれる最高の自分になりたいという欲求」・・・「自己実現」。活動的であればあるほど、他人から非難されることも多くなる、批判は一つのチャンス・・・自分が気付かなかったことや自分の足りなさを指摘してくれたわけです。行動することで人間は磨かれる。
-
Posted by ブクログ
昨日、取引先から、「息子が書いた本だ」ということで、頂いた。
早速、往復の通勤電車と、昼食時間で読み終えた。
取引先の方は、ちょうど渡しの親父と同年なので、息子さんは私と同年代。しかし、素晴らしく分かりやすく、なさっている事業をお書きになっている。
私は家を建てたことはないが、実際家を建てるとなると、人生1回の買い物ということもあり、決めるときには相当な覚悟が必要であろう。それを託す相手とは、しっかり話がしたいであろう。そこをしっかりするということは、何よりも顧客の安心につながり、そして迅速な対応は、確固たる信頼を築いていく。
会社の中の仕組みについては、まだまだ大きな会社に -
Posted by ブクログ
㈱都田建設の代表取締役社長による、顧客を創造する究極のおもてなしという概念を説明している。ようは、顧客第一主義の考え方で、お互いに成長するというウィンウィンの関係を気付くことである。これは当たり前で、何ら真新しいものではない。本書の特徴と言えるのは、社内文化の形成に対して社長自らコミットし、強い意思をもって維持している点だ。心を磨くこと、自分が変わること、こころよいチームを作る、おもてなしの4つ。あらゆる。心を磨くには、とにかく人に親切にする、ことあるごとに褒める、謙虚でいること。自らを変えるには、「人間関係、仕事、健康、精神・感情、経済、教育」のそれぞれの分野で自分が変えたい、向上させたい