黒木奈々のレビュー一覧
-
購入済み
癌患者の励みになります
著者は、大変な思いで、癌と闘われています。
私も、同じ癌患者で、著者と同じ病院で治療を受けました。今の生かされている命をまた新たに大切にしたいと思いました。
-
Posted by ブクログ
32歳で胃癌で亡くなったアナウンサーの黒木奈々さんが仕事への本格復帰の前、2015年3月に出版した自伝。同年7月にはリンパ節への転移が見つかり9月19日亡くなった。
小学生の時からニュースキャスターに憧れて、その夢を叶えるために高校、大学を選択し、2014年4月に念願のメインキャスターとして働き始めた矢先だった。治療中の一日一日の食べられたもの、できたこと、思ったことが記されている。心の中の葛藤も細やかに描かれていて、黒木奈々さんのことをなにも知らなかったのに思わず親近感がわいてきた。読み終わった後も、黒木さん頑張ってたんだなぁとふと思い出す。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ著者は、念願だったニュースキャスターに抜擢されて程なくして、がんと診断されます。
死ぬことに対する恐怖や過酷な闘病生活のなかでも、仕事復帰に向け、毎日できることをひとつひとつこなし、小さなことに大きな喜び感じ、感謝をされていらっしゃる様子がひしひしと伝わりました。
猛烈に仕事がしたいということから、恋もしたいし、おしゃれも忘れずにいたいという女性らしい願望まで、著者の素直な気持ちが目一杯綴られていました。
私自身、先のことを考えると不安で押しつぶされそうなときがありますが、黒木さんがおっしゃるように、未来のことは未来の自分にまかせ、明日に繋がる今日を大切にして生きていけたらと -
Posted by ブクログ
がんで亡くなってから実は知った黒木奈々さん。
国際報道2014のメインキャスターとして活躍する中胃ガンが発覚し、2014年9月から休養。
手術を経て抗がん剤治療を継続しながら2015年1月4日に特別出演し、その後また休養に入り、2015年4月から週1で国際報道2015のキャスターを務めていた。
7月に入り体調を崩し8月に入院。8月31日の放送を最後に9月突然の死去。
この本が出たのは2015年3月で、ほんとあっという間の出来事だったとわかる。
内容は努めて明るく前向きに未来に希望を抱く表現なだけに、表紙を見ながら、ああ、でももう亡くなってしまったんだとなんだか信じられない感じ。
ガンの怖