加藤公一レオのレビュー一覧
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タイトルの通り、ネット広告で「100%確実に」売り上げをUPさせるための指南書。
感覚や経験に頼らず、A/Bテストによって5社以上で成果の出た事例を汎用化させる形で紹介する1冊。
web広告やマーケティングに関する書物の多くは著者の経験やセンスに基づく「べき」論が記されがちであるが、本書は実証実験に基づく《結果》を表記している点で非常に説得力がある。
また、結果に基づき解決策まで提言しているため、概念や重要性を説くビジネス書でありがちな「で、この本を読み終わった後にどうすればいいの?」という煮詰まり感もなく即アクション、即結果に繋げられる一冊である。
web上で自社製品の販促に着手してい -
Posted by ブクログ
自分の実施した施策すべての投資コストに対する効果を精度高く把握すべき。そして、把握した効果を次の施策にロジカルに反映し、「最適化」させてこそ、ネット広告の費用対効果は劇的に上がる。
①いかに広告で効率よく新規顧客を獲得できているか(=CPO)
②獲得した新規顧客をいかにリピーター化し、年間売上を稼いでいるか(=年間購入単価<LTV>)
③広告の費用対効果はどうなったのか(=年間ROAS)
通販ビジネスで儲けるためには、なるべく「CPO」を下げながら、「年間購入単価(LTV)」を上げていき、最終的にCPOよりも年間購入単価(LTV)が高いという構造にしなければならない。
そのための方策がいろいろ -
Posted by ブクログ
この本の装丁自体も本書に書かれている技法を駆使したビジュアル。特にオンラインでの、ECマーケティングにおける超具体的なテクニック、アドバイス集が詰まった一冊。
基礎的で、限りなく原理原則に近い観点でのアドバイスであり、いち消費者として感じる違和感にミートした打ち手がたくさん羅列されているので「たしかにそうだよな」と思うものが多い。
目的はコンバージョンすることで、そこには個人的なセンスや好みや主義主張が入り込む余地は無いのだ。
ということを感じさせる、徹底した目的志向でマーケティングを語っているので、これが本質的なんだろうなと思う。
自分の好みが混ざるととてもじゃないけどこんな打ち手打て -
Posted by ブクログ
・ネット広告を行う場合、商品を売ってはいけない。ネット広告を行う場合、「商品に興味がある人を募集すべき」である。
・「広告専用ランディンページ」は普通の「本サイト」とは違い、瞬発力と勢いで申し込ませる構成が必要だ。売るためにお客様を説得する攻めのセールスレター型のページ公正になっている必要がある。当然、そのランディングページからは、ほかの商品ページに一切飛べないような形にしておくことが重要である。
・「キャッチコピー」は左側、「写真」は右側、「申し込みアイコン」はその下にどーんと大きく入れよう。
・「お気に入りに登録する」ボタンを必ず設ける
・ランディングページを申し込みフォーム一体型にして繊 -
Posted by ブクログ
ネタバレP28 「儲かる仕組み」とは何か?・・・
①広告で多くの「見込客」を効率よく集めること(=高いレスポンス)
②その見込客の多くを注文してくれる「既存客」に引き上げること(=高い引上)
③その既存客に何度もリピートしてもらい、「固定客」にすること(=高いリピート)
P40 繰り返すが、ワンステップマーケティングよりも、ツーステップマーケティングのほうが最終的なCPOは圧倒的にいいのだ。
P69 スマホから撮ったような素人っぽい写真を使ったほうが、お客様が広告だと思わず、情報っぽく見えることからクリック率は高くなる傾向が出ている。
写真の背景の色は“黒”にすると、さらにクリック率が上がる傾向が -
Posted by ブクログ
『100%確実に売上がアップする最強の仕組み』という本を読みました。
著者は本書を「売上アップのカンニング本」だという。
どこでも使えて、10年後、20年後も使えるノウハウのみを書いているからだ。
確かに本書では、内容もアップセルのタイミングや、購入時のチェックシートの煩わしさを最小限にする方法など具体的で汎用的。
見せ方も重要ポイントにラインが引いてあり、数値も明確でわかりやすい。
本書を読めば、0.1%のクリック率を0.2%、0.4%にすることはできると言っているが、その通りだと思う。
本書の内容は、ゼロからネット広告や通販を打ち出すというよりも、すでにあるものを確実に