サイモン・ブラックバーンのレビュー一覧

  • ビッグクエスチョンズ 倫理 Ethics

    Posted by ブクログ

    手段と目的、テロ、近親者優遇、弱者救済、法と道徳、動物の権利、妊娠中絶、安楽死、カジュアルセックス、差別、市場・フェアトレード、環境保護、自由と責任、正しい先生、拷問、進化と倫理、相対主義、宗教と道徳、多元主義。内容的には普通で訳も読みやすい。しかし注というか文献とかもとからぜんぜんついてないのかな。

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    2020年06月15日
  • ビッグクエスチョンズ 哲学 Philosophy

    Posted by ブクログ

    死の怖さとは何か?
    一つの考えに、今考えている計画が達成できなくなることや、何かを成すことで得られる喜びを得られなくなることだと思う。
    独身の今、特に死については怖くないけど、子供ができたら、死は怖いものになると思う。子供の成長を見る喜びを得られなくなるから。
    またこの考え方に至るまでには、死と痛みは切り離す必要がある。痛ければ、痛みが続けば死ぬかというとそうではないから。死への恐怖と痛みの恐怖は、別物として捉えるようにする。

    全ては何のためか?
    赤ん坊の笑顔、恋人のしぐ、人々の話し声など、あらゆることが人生に意味を与える。
    哲学的には、今を生きるために人生はあるのであって、今を大切にすることが大切。

    神様は必要か?
    神様を中心とした宗教を作った社会と、神様がいない社会では、前者の方がまとまりのある社会となる。
    霊的なものは、一般には目に見えないが、感じることはできる。例えば、死んだ父母が見ていると思うと、悪事はできないとか。
    あとは、餌として大量に食べ物を食べるブタを飼わないように、神の教えとしてブタを食べることを禁じたイスラム教のように。

    経験は、時間と空間から生み出される。直線、平面、立体で空間ができ、そこに時間が加わると、経験が生み出される。で、そこに何か力が存在することで、有が存在する。

    協力は敗者のルールであり、強欲な侵入者こそが最後に勝つ人。これが社会。

    アポステリオリとは、原則として経験を通じないと得られない知識で、彼はいつも100点を取るとかって類。一方で、アプリオリとは、先験的に知っていることで、1+1=2みたいなことを言う。

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    2015年06月30日
  • ビッグクエスチョンズ 倫理 Ethics

    Posted by ブクログ

    本書においても争点や議論のポイントについては説明されているが、「これこそが正しい」という結論などはほとんど提示されていない。それは答えを早急に求める読者にとっては受け入れられないことだろう。しかし、だからといってこのような議論が無駄なものであると結論づけるのは誤りである。本書の最後の部分で著者は次のように述べている。

    「しかし、明瞭に考え、本当に正しいと評価しているものに注意を向けることでより善い道徳的な選択、純粋により良い結果をもたらす道徳的な選択をする可能性が芽生えるのであれば、そこに、哲学的倫理学につながる点がある。
     最終的な選択は、常にあなた自身が決めることであり、あなたしかその選択の責任を負うことはできない。しかも、責任を取るためには、それにふさわしい厳粛な時間と考えを、倫理醸成に与えることが欠かせないのである。」

    つまり、最終的に判断するのは私たち自身なのである。しかし、その判断をするときに何も知らない状態で判断することと、論点を整理し熟慮した上で判断することでは、その意味合いは全く異なる。そのよりよい判断をするうえで助けとなるのが、「倫理」という学問なのであり、本書はその大まかなアウトラインを理解する上で大いに役に立つだろう。

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    2015年04月13日