久間月慧太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
理系の書く文書は大体わかりにくい。
これは世間一般の認識らしい。自分の経験的にもそう思う。
本書は、そうした理系に向けた作文技術のベストセラーを、今流行りの漫画化したもの。
重点先行主義、外観から細部へ、事実と意見の区別、緩衝表現は使わない、等々がわかり易く説明されている。
こうした文章の構成上の技術はもちろんだが、その前に「誤解できないように」書くということがもっとも重要になる。理系の人間が書くことが多い、論文・レポート、仕様書などでは、特にそこが求められる。
漫画ということで、短時間で読めるし、原著のエッセンスは十分伝わるので、みんなに読んで欲しい。