里崎智也のレビュー一覧
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◉前説…
著者は千葉ロッテマリーンズの正捕手として、チームを2度の日本一に導き、第1回WBC優勝時の正捕手。
僕はプロ野球を49年間タイガースを通してしか見ておらず、同一リーグならまだしもパリーグの捕手となると、その存在は知っていても力量を語れるほどの知識はなく、本書奥付のプロフィールを読んで驚いたのは、千試合以上出場した捕手として捕逸は現役16年でわずか19個という仰天の記録保持者。落ちる球全盛期にこの少なさ。梅ちゃんのキャッチングの巧さに目を細めてるどころじゃないですな。上には上がおられます。
そんな堅守好打の捕手だっただけに、僕はタイトルから捕手のひとつのスキルであるリード〈インサイ -
Posted by ブクログ
野球の本で言えば、ここ数年は圧倒的に野村さんが多い。それぞれのテーマも興味深くまた面白いものも多い。ご本人は残念ながらご逝去されてしまったから、もう新しいものは出ないのだろうけど、まだまだ読んでいないものは多い。ただ、野村さんはこう言っては失礼だけど、結構自分愛が顕著なので、この三、四年、いやもしかしたらもうその前からほとんど読んでいない。
この本の里崎さんも、どちらかいうとそういう傾向がありそうだ。だからまぁ江本さんが一方にいるのは良かったように思う。
澤村が今やメジャーで、残念ながら大谷が規格外の活躍をしているからあまり目だたないが、溌剌としているのも、やはりまずはロッテに行けたこと、そし -