スティーヴン・レヴィットのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
#0ベース思考
経済学者のスティーブン・レヴィット 氏、ジャーナリストのスティーブン・ダブナー 氏の著書です。
本書の内容は、以下のようになります。
著者の主張は、基本的に以下の立場に立っています。
①現代生活はインセンティブの上に成り立っている
②何をどうやって測定すべきかわかれば、世界は複雑でなくなる
要は、「経済学的」に分析しているということになります。
バイアスをゼロにしてゼロベースで考えれば合理的な判断を下せるが、人は必ずしも合理的な判断をしません。
自分の利益を優先したり、道徳が判断を狂わせたりといったことが要因です。
「知らない」と認めなかったり、問題を正しく設定でき -
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Posted by ブクログ
ベースとなる主張は、「直感」や「主義主張」ではなく、データなどの事実に基づいて考えるべきというもの。こうしたバイアスにより、本来の問いに行き着けてないというのが著者の主張である。
そうした観点から事例を取り上げて、自らの主張をサポートさせている。
特に、考えるべき問題がちゃんと設定されずに、課題が解決していないことを指摘している。
目次に著者の主張がほぼ要約されており、そこから本の中身が大体わかる。
特に目を引いたのは、ザッポスの人事採用方法である。本来考えるべき機会費用を人事に反映されているが、一般的な基準や考え方の企業ではまねできないように思う。
全体的には読みやすく、参考になる点も多々あ