木村清孝のレビュー一覧

  • 教養としての仏教思想史

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    仏教の始まりから現代社会における仏教のあり方まで。
    教養として…と書いてあるもののなかなかの難著。

    他人に優しくするには、自分に優しくしなさい。誰もが自分に優しくできればきっとみんなが優しくなれる(意訳)

    すごくいい言葉だと思った。

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    2026年06月14日
  • 教養としての仏教思想史

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    少し難しかった。
    でも、客観的な記述で、偏っていない点がテキストとして優れていると思う。何回か読まないと内容が良く理解できないと思う。また読もう。

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    2022年06月19日
  • 教養としての仏教思想史

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    仏教の誕生から部派仏教、大乗仏教の流れ、東アジアへの伝播の様子が素人にも分かりやすく書かれている。日本の仏教の展開についてやや端折り気味なのは紙幅の都合上仕方なしか。

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    2022年05月05日
  • 教養としての仏教思想史

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    仏教教説の歴史的な解説は、結構難解。
    ただ、仏教創成期の流れ、日本仏教の歴史を知るうえではとても参考になります。

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    2022年03月26日
  • 華厳経入門

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    もとがNHK『こころの時代』なので、構成もいかにもそんな感じである。経の成立背景を抑えた後は、経の内容を順に追っていく。筆者の経解釈はよい意味で学問的で、門外漢にも納得がいく。法華経に比べて華厳経を紹介する一般書は少ない印象だが、この一冊で華厳経がどんなものか、だいたいわかったような気がする。常に過不足のない説明がありがたい。

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    2020年02月18日
  • 華厳経入門

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    大乗仏教を勉強中。

    華厳経は読んでなかったのでとりあえず入門書を読んでみる。

    初期仏教と比べると、これはとんでもなく遠くまでやってきたものだと感慨もひとしお。

    初期仏教は心理学みたいだけど、これは宗教だなと思う。

    でも、考え方として面白いところはいろいろあって、面白かった。

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    2025年07月15日
  • 教養としての仏教思想史

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    世界三大宗教の1つに数えられる仏教。その成立から、宗派への分裂、アジア諸国への広がり、そして近現代の状況に至るまで、仏教の全貌をわかりやすく解説する書籍。

    仏教は、約2500年前の北インドで、ゴータマ・シッダッタが開いた教えである。彼は29歳で出家し、35歳の時に悟りを開く。以後、人々にブッダと呼ばれた彼は、説法の旅を始める。

    ゴータマの死後、弟子たちは、教団の統合を維持するため「結集」と呼ばれる集会をもつ。だが、一部が独自のグループを結成し、仏教教団は二分された。これを「根本分裂」という。

    紀元前1世紀頃、「大乗仏教運動」が起こる。その最初期では、「布施」(執着心を離れて財物を与えること)をはじめ6つの波羅蜜(究極的実践)の実践が掲げられたと思われる。

    現代の仏教は、ゴータマ以来の伝統を大切にする保守派の「テーラヴァーダ系」と、「大乗系」の2種類に大別できる。

    仏教は中国、さらに東アジアへと広まった。中国へ伝来した仏教は、中国の思想・文化と衝突し変容して「中国仏教」となり、東アジアでは独自の「東アジア仏教」が現れる。

    日本で本格的な仏教の学習・研究が開始されたのは、聖徳太子の時代である。その後、着実に社会に浸透した仏教は、平安末期の社会の変化に対応し、「鎌倉新仏教」が出現する。

    仏教は、安土桃山時代以後、政治権力の統制下に置かれる。そして、慶応4年(1868)には神仏分離令が出され、廃仏運動が起こる。これに危機を感じた仏教界は、改革に取り組む。

    現在、タイや韓国などの仏教国に多くの宗派はない。一方、日本の仏教界は、多数の諸宗派に分かれて活動している。

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    2023年08月21日
  • 教養としての仏教思想史

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    仏教の歴史と広がりが概説されておりわかりやすい。仏教と一口にいってもさまざまであることがよくわかる。例えば空海が広めた密教の経典は釈迦の教えではなく大日如来の教説との事など、あまり一般には広く知られていないのではと思う。

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    2023年07月01日
  • 教養としての仏教思想史

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    仏教の歴史的展開を新書一冊にまとめて解説している本です。

    釈尊による仏教の創唱から、大乗仏教の誕生、密教とチベット仏教の形成、スリランカや東南アジアなどにひろがっていった部派仏教の展開を概観し、さらに中国、朝鮮半島、日本における仏教の受容とそれぞれの特質が説明されています。さらに最終章では、「共生」というテーマを中心に、現代において仏教思想がもつ意義についての著者自身の考えが示されています。

    「あとがき」には、著者の放送大学の講義テキストである『仏教の思想』(2005年、放送大学教育振興会)をもとに加筆をおこなったとあり、比較的すくない紙幅に多くの項目を盛り込んだ教科書的な叙述に感じられます。けっして通説をまとめたものではなく、著者自身の仏教思想史の見かたが随所に反映されているようですが、それぞれの論点について踏み込んだ説明はなされていないようにも思えます。

    それでも、初学者にとっても、仏教思想史についてある程度学んだことのある読者にとっても得るものがある内容となっているのではないでしょうか。

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    2022年08月10日
  • 華厳経入門

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    華厳経の内容を、わかりやすいことばで解説している本です。

    本書は、NHKラジオの「宗教の時間」で著者が語った内容をもとにしており、仏教にかんする知識をもたない一般の読者にも理解しやすい説明になっています。仏教の入門書には、具体的な事例について著者自身の説法のような解説を展開しながら経典の解釈を提示するような構成のものが多く見られますが、本書はあくまでもテクストを紹介しその内容を解き明かすことに著者の努力は向けられており、手堅い内容になっているように思います。

    たとえば、「三千大千世界に等しい経巻が、一つの微粒子の中にあり、他の一切の微粒子もそれと同様である」という、ミクロコスモスとマクロコスモスの照応を説く思想がよく知られており、著者も「これは、とくに東アジアの仏教の世界では釈尊のさとられた内容を端的に示すものとされ、『華厳経』の根本思想を表しているとして重視されてきました」と述べていますが、「しかしそれは、一歩まちがえば、現実の衆生の生き方や生きざまをそのままに肯定し、是認する理論に変質しかねません」と注意を述べて、その思想的な意義を過度に強調する態度に傾くことなく、淡々とした叙述に徹しています。

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    2020年09月02日