作品一覧 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 新着順 新着順 人気順 評価高い順 価格安い順 価格高い順 NEW 瑩山紹瑾『伝光録』全訳 - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻4,620円 (税込) 本書は、瑩山紹瑾(けいざん じょうきん 1268-1325。日本曹洞宗開祖の道元禅師から第4世の法孫。能登總持寺の開山)禅師の主著『伝光録(でんこうろく)』を現代語訳して、注解を施したものです。 瑩山禅師は越前(福井県)出身の禅僧で、13歳のときに永平寺二祖の懐弉(えじょう)禅師に就いて得度したのち、宗派の壁を越えて仏法を求め修行を重ねるとともに、後進の育成にも力を注ぎ、教線が拡大していく曹洞教団の礎を築いた人物です。 その瑩山禅師の主著が『伝光録』(2巻)で、釈尊から自身の師である懐弉禅師までの「1仏+インド28祖+中国22祖+道元禅師+懐弉禅師」=計53人の仏祖を取り上げ(全53章)、お一人お一人にまつわる、(1)公案、(2)悟りのきっかけ、(3)その解説、(4)偈頌(詩で讃える)の要素でもって各章が構成されています。その筆致は、時空を超えて〈ローソクからローソクへ灯火をつないでいくように〉仏法を伝えてくださった53人の仏祖への敬意に満ちたものとなっています。 日本の曹洞宗においては、道元禅師と瑩山禅師を「両祖」と尊称して同格に位置づけています。なお、その禅風は、道元禅師の「厳しさ」に対して、瑩山禅師には「温かさ・優しさ」が感じられると著者は評します。そこには、「正伝の仏法」を継承するため出家僧侶の育成に努められた道元禅師に対して、瑩山禅師が、室町期以後に在家信者が増加していった曹洞教団を前に「正伝の仏法」を一般の人たちにも解りやすく伝えていこうとされた〈信者目線〉の姿勢があったのではないかと推察されます。 道元禅師ほどには知られていない瑩山禅師の思想や仏教観を、主著の読解によって学ぶことを通して、仏教に関心を寄せるわたしたちに、仏教が〈いま、ここ〉に伝えられているということの意味を教えてくれる一冊です。 試し読み フォロー 『正法眼蔵』全巻解読 - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻4,180円 (税込) 本書は道元(1200-1253)の主著『正法眼蔵』の各巻解説本です(七十五巻本と十二巻本に「四摂法」「法華転法華」と「弁道話」を併せた計90巻を取り上げます)。「正しい仏法のよりどころである究極の真実」を意味する『正法眼蔵』は、現代語訳を読んでも文意の理解が難しいとされます。そこで本書は、各巻の主旨を明らかにすることを目指して著されました。 老僧による提唱録などを除けば類書の少ない本です。巻頭で『正法眼蔵』の各種編輯本について概説し、巻末に参考文献と道元の年譜を付します。 試し読み フォロー 『永平広録』 - 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1~2巻4,180円 (税込) 道元(1200-1253)の思想的全体像を知るためには、その主著『正法眼蔵』とともに説法や法話を集めた語録『永平広録』の読解が不可欠である。本書は『永平広録』の原漢文・現代語訳文・訳註からなり、上巻は巻第1から巻第4までを収載する。 試し読み フォロー 教養としての仏教思想史 3.5 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻1,155円 (税込) 紀元前6世紀頃にゴータマがインドで始め、現在も日本文化に深く根を張る仏教。神を絶対者として崇める西洋的な宗教とは一線を画すこの信仰は、時代と地域を超えていかにして現在の形になったのか。上座部、大乗、密教、禅宗など、数多く存在する部派・宗派を歴史の中に位置づけ、それらの発展に秘められた膨大な知の全貌を俯瞰。さらに中国、朝鮮半島をはじめ地域ごとの展開にも目を配り、わかりやすく解説する。これだけは知っておきたい仏教の知識が満載の決定版入門書。 試し読み フォロー 華厳経入門 3.3 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 1巻803円 (税込) 仏のさとりの世界とそこにいたる道を説き示す華厳経。その成り立ちと教えを、自らの生に誇りをもつ、初心を大切にする、といった身近なことばから説き起こす華厳経入門の決定版。『華厳経をよむ』を改題。 ※本文中に「*」が付されている箇所には注釈があります。その箇所を選択すると、該当する注釈が表示されます。 ※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。 試し読み フォロー 1~5件目 / 5件<<<1・・・・・・・・・>>> 木村清孝の詳細検索へ
ユーザーレビュー 一覧 >> 教養としての仏教思想史 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 少し難しかった。 でも、客観的な記述で、偏っていない点がテキストとして優れていると思う。何回か読まないと内容が良く理解できないと思う。また読もう。 0 2022年06月19日 教養としての仏教思想史 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 仏教の誕生から部派仏教、大乗仏教の流れ、東アジアへの伝播の様子が素人にも分かりやすく書かれている。日本の仏教の展開についてやや端折り気味なのは紙幅の都合上仕方なしか。 0 2022年05月05日 教養としての仏教思想史 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.5 (6) カート 試し読み Posted by ブクログ 仏教教説の歴史的な解説は、結構難解。 ただ、仏教創成期の流れ、日本仏教の歴史を知るうえではとても参考になります。 0 2022年03月26日 華厳経入門 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ もとがNHK『こころの時代』なので、構成もいかにもそんな感じである。経の成立背景を抑えた後は、経の内容を順に追っていく。筆者の経解釈はよい意味で学問的で、門外漢にも納得がいく。法華経に比べて華厳経を紹介する一般書は少ない印象だが、この一冊で華厳経がどんなものか、だいたいわかったような気がする。常に過不足のない説明がありがたい。 0 2020年02月18日 華厳経入門 学術・語学 / 哲学・宗教・心理 3.3 (4) カート 試し読み Posted by ブクログ 大乗仏教を勉強中。 華厳経は読んでなかったのでとりあえず入門書を読んでみる。 初期仏教と比べると、これはとんでもなく遠くまでやってきたものだと感慨もひとしお。 初期仏教は心理学みたいだけど、これは宗教だなと思う。 でも、考え方として面白いところはいろいろあって、面白かった。 0 2025年07月15日