【感想・ネタバレ】華厳経入門のレビュー

あらすじ

仏のさとりの世界とそこにいたる道を説き示す華厳経。その成り立ちと教えを、自らの生に誇りをもつ、初心を大切にする、といった身近なことばから説き起こす華厳経入門の決定版。『華厳経をよむ』を改題。
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※本作品は紙版の書籍から口絵または挿絵の一部が未収録となっています。あらかじめご了承ください。

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Posted by ブクログ

もとがNHK『こころの時代』なので、構成もいかにもそんな感じである。経の成立背景を抑えた後は、経の内容を順に追っていく。筆者の経解釈はよい意味で学問的で、門外漢にも納得がいく。法華経に比べて華厳経を紹介する一般書は少ない印象だが、この一冊で華厳経がどんなものか、だいたいわかったような気がする。常に過不足のない説明がありがたい。

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2020年02月18日

Posted by ブクログ

大乗仏教を勉強中。

華厳経は読んでなかったのでとりあえず入門書を読んでみる。

初期仏教と比べると、これはとんでもなく遠くまでやってきたものだと感慨もひとしお。

初期仏教は心理学みたいだけど、これは宗教だなと思う。

でも、考え方として面白いところはいろいろあって、面白かった。

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2025年07月15日

Posted by ブクログ

華厳経の内容を、わかりやすいことばで解説している本です。

本書は、NHKラジオの「宗教の時間」で著者が語ったことをもとにしており、仏教にかんする知識をもたない一般の読者にも理解しやすいような説明がなされています。仏教の入門書には、具体的な事例について著者自身の説法のような解説を展開しながら経典の解釈を提示するような構成のものが多く見られますが、本書はあくまでもテクストを紹介しその内容を解き明かすことに著者の努力は向けられており、手堅い内容になっています。

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2020年09月02日

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