東龍乃助のレビュー一覧
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ロボットアニメ世界から現代世界へと転移した主人公エイルンが、愛機エルフィーナを駆りBETAもといマリス相手に無双する話の第4弾。
今回は、過去にあった事件で戦線を離れていた氷室義塾の重要メンバーたちの復帰にかかる部分が軸で。
そのうちの一人である七扇大和が、もう一人の主人公のように物語を進めていきます。ある意味、エイルンよりロボットモノ特有の熱血主人公していますね。
物語後半で大和が大失態を犯し、救いようがないバカかと思いましたが…その直後にネタバレとフォローがあったので安心しました。ああいう心理描写もありなんだと感心しましたよ。
エイルンとサブヒロインの葵とのやりとりを見て、セレンが嫉妬 -
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ロボットアニメ世界から現代世界へと転移した主人公エイルンが、愛機エルフィーナを駆りBETAもといマリス相手に無双する話の第3弾。
今回はアメリカが絡んだ外交パート多めですね。日本とアメリカの複雑な関係性は、やはりこの辺りもマブラヴオルタのオマージュでしょうか。
敵側の謀略により序盤で重傷を負い身動きの取れなくなったエイルンに代わって、今回は2巻までに彼が鍛え再生させてきた氷室義塾の面々が活躍します。こういうのは伏線ではなく布石というべきですかね。
この巻を読んでサブヒロイン・紫貴への読者好感度が上がりました。今まではドン引きレベルの重度アニヲタ痴女子かと思っていたのですが、なかなかどうし -
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購入済み
最初から最後まで主人公が大活躍する回。
道標を失い、腐っていた機兵部を主人公が鍛え、立て直していく所は先の展開が分かっていても面白かった。そしてその結果を戦場で証明した時には、やっぱり嬉しかったです。
まあ、主要女性キャラ達がサラッと主人公に好意を持ってしまうのもお約束ですかね。 -
購入済み
異世界に行った主人公が活躍するのではなく、異世界から来た主人公が活躍する話。
個人的な感想ですが、エヴァンゲリオンに近い。侵略してくる怪物、立ち向かう巨大ロボットとパイロット、それを支援し指揮する作戦本部。あの緊張感が好きだった人ならお勧めです。
主人公は、完璧超人+熱血漢の軍人。その強さと熱さで周りを巻き込みつつ守りつつ戦う場面は、最終局面のアレもあって、かなり熱いです。
イラストもエロ可愛くて文句なし。ただ準ヒロインの二人が、髪の毛以外見分けがつきにくいのは、ちょっとだけマイナスかな。 -
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色々とドンデン返しが続く巻でしたね。最初の日常編から一転、中盤からクライマックスまで息つく暇がないくらいでした。
力を持ち過ぎた主人公勢力がパワーバランスの懸念により国や世界から追われる、というのはスパロボもののお約束ですが。実にいいですねー。手に汗握る展開です。
しかし、氷室義塾は圧倒的な武力を持っているのに対して防諜関係のノウハウが無さすぎじゃないですかね。まあ、そうじゃなきゃ物語が展開しないってのは分かるのですが、それならそれで防諜関連が杜撰であるちゃんとした理由付け欲しかったところです。
とまれ、続きがこれほど気になるラノベに出会えたのは久々であることだけは確か。 -
ネタバレ 購入済み
途中で仲間になるイケメン
素晴らしい作品でした。
次が気になって、つい4巻まで一気に読んでしまいました。
最後の決め台詞の「星に・・」は、「光に・・」?
いやいや、とても熱く、とてもカッコイイ作品でした。
次巻が楽しみです。 -
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アニメ世界から現代世界へと転移してきた主人公がスパロボで無双する話の第2弾。ちなみに、そのスパロボにはZOEのADAがついています。何それ裏山。それだけで人生の勝利者ですね。
今回の話は、主人公転移前の事故で壊滅状態にあったネルフもとい氷室義塾の立て直しに、主人公のエイルンが奔走するのが軸となっていますね。エイルンにハートマン軍曹属性が追加されて笑いました。まあ、軍人ですしさもありなん。
前の巻を読んでいた時から思っているのですが、この世界の日本って生活レベルで結構余裕ありそうに見えるのが違和感ですね。世界の危機とはいったい。
せめてマヴラブオルタのような世情になっていれば納得もいくのです -
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ライトノベルには珍しいロボットものです。それだけで好印象。
エヴァが決戦兵器になっているマブラヴオルタの世界で、異世界から転移してきたゲキガンガーが無双する――そんなスパロボめいた導入の物語。
ただ、人物模様に関してはそう単純なヒロイックストーリーではなかったですね。主人公が「この地球におけるアニメの世界」からではなく、何の縁もゆかりもない異世界からの転移者であったらこれほどこじれなかったのでしょうか。設定の使い方が上手いなぁ、と思いました。
登場キャラに関しては、主人公のエイルンこと夏樹が感情移入しやすい「いい男」だったのに加え、メインヒロインのセレンがめちゃめちゃ「いい子」だったのが良 -
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今巻も期待を裏切らずよかった。はじめは地の文の口語的表現に時々引っかかったが、エイルンが鬼教官となるあたりから盛り上がって気にならなくなってきた。
2巻はエイルン鬼教官となり機兵部の立て直しをする回&一ノ瀬復活の回。軍事SFを思わせる熱い指導の数々、絶対のピンチを諦めない熱血な叫びと行動、水を得た魚のような一ノ瀬と九重のコンビに終盤は盛り上がりっぱなしだった。セレン一人に問題があるのではなく、セレンを取り巻く環境に問題があることに気づき、内部から意識から変えていったエルインの手腕はお見事。エイルンのライバルらしき主人公が一ノ瀬の船を半見殺しにして去ったリユウも気になるし、謎が少しずつ解明されて -
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ネタバレ4巻を読み終えたばかりのタイミングでちょうどよく5巻が発売されたため購入。
これは、なんという。胸が抉られる。日本政府の及び腰があったばかりにエイルン一人が責任をとらされる形になり、夏樹についていこうとするバカとバカを止めようとする仲間とでドンパチが起きる。そしてエイルンの知らないドール・ワルツ・レクイエムの謎が出てき、世界は元より裏切られていたと大和は知る。
ヘキサになったばかりに家畜にも劣る扱いをされ、氷室義塾に来ても結局はマリスという化け物と最前線で戦わされる。仲間ができ、仲間が死に、ヘキサになったばかりにという経験の中、自身がそのヘキサを生み出していたとしたら。ネイバーを動かす度に -
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ネタバレやっと最新巻に追いついた。発売当時に購入したものの前巻までのキャラクターを覚えておらず1巻から再読してたらこんな時期になっちゃった。
1巻でセレン、2巻で葵、3巻で紫貴と丁寧に重さと強さをもって描いていたのに、4巻でいきなりアギト、大和、八雲、月下が仲間になる。プロローグから入る手法は1巻からお馴染みだが、いきなり出てきた大和に感情移入する間もなく使われて裏切ってそれも作戦のうちでしたーなんて、軽い。新たに戦騎装に載ることになった八雲と月下にしても、特に月下についてはキャラクターが掘り下げられないうちに主要メンバーになっちゃってる。
脈絡もなく八雲さんがサイコキラーになっていて強い違和感を憶