福沢安夫のレビュー一覧

  • ホームレス日記「人生すっとんとん」(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    解説で語っている様に、ホームレスと一口で言っても色んな人がおり、この不景気で、社会復帰を目指して頑張っていたり、やむにやもえずホームレスにあまんじているひともいるのだろう。
    しかし、この書の実質的な主人公であるホームレスの方が自分で言っているように、やはり読んでいて「あまい」と思った。全ての認識があまい。
    確かにホームレスと言っても、そうならざるをえなかった理由は様々だろうが、結局は酒・タバコ・ギャンブルと言う余りにもにも分かりやすい堕落の象徴に取り憑かれ、ホームレスになってさえも、それを楽しみとしている人々が殆どだ。
    稼ぎにしても食生活にしても、それと変わらぬ生活をしている大学生や、夢を目指

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    2009年10月07日