作品一覧

  • ホームレス日記「人生すっとんとん」(小学館文庫)
    3.0
    1巻517円 (税込)
    【ご注意】※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。 福沢安夫には二人の娘がいる。故郷には兄弟もいる。準大手の証券会社で課長を務めてもいた。しかし、株で借金をつくってから坂を転がるようにして、1999年8月から上野のホームレスに。上野公園のテントの中でひとり家族と暮らした日々を思い出すこともある。落伍感だって抱いてる。でも、一人ぽっちになってみてわかったことも沢山あった。すべてを失いながらも、ホームレス仲間や訪ねてきてくれる人達の人情に触れ、画家としても第二の人生を目指した男の、楽しくもほろ苦い人生物語。

ユーザーレビュー

  • ホームレス日記「人生すっとんとん」(小学館文庫)

    Posted by ブクログ

    解説で語っている様に、ホームレスと一口で言っても色んな人がおり、この不景気で、社会復帰を目指して頑張っていたり、やむにやもえずホームレスにあまんじているひともいるのだろう。
    しかし、この書の実質的な主人公であるホームレスの方が自分で言っているように、やはり読んでいて「あまい」と思った。全ての認識があまい。
    確かにホームレスと言っても、そうならざるをえなかった理由は様々だろうが、結局は酒・タバコ・ギャンブルと言う余りにもにも分かりやすい堕落の象徴に取り憑かれ、ホームレスになってさえも、それを楽しみとしている人々が殆どだ。
    稼ぎにしても食生活にしても、それと変わらぬ生活をしている大学生や、夢を目指

    0
    2009年10月07日

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