蔭山洋介のレビュー一覧

  • スピーチライター 言葉で世界を変える仕事

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    ネタバレ

    スピーチライターとはどのような仕事かを知る第一歩として良い本だと思う。文章も読みやすく一気に読めた。前半はスピーチそのものについての考察が書かれている。欧米と日本での違いが面白い。後半に実際のクライアントワークを例として2つ掲載しているので、具体的なイメージが湧きやすかった。単にクライアントが望む原稿を書くというよりも、戦略に入り込むようなイメージだ。様々な分野の造形が深くないとできないだろう。10年ほど前に書かれているので、AIが発達してきている今日、業界のトレンドがどのようになっているのかは興味深い。

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    2025年05月30日
  • スピーチライター 言葉で世界を変える仕事

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    スピーチライター 言葉で世界を変える仕事
    著:蔭山洋介
    出版社:KADOKAWA
    角川新書 D-57

    スピーチライターとは、人にかわってスピーチ原稿を用意し、スピーチの指導するゴーストライターのことです

    多忙な政治家や経営者にかわって、重要な発表原稿を用意することがかれらの仕事であり、現在その仕事は認知されています。

    スピーチとは、人々を熱狂させ、行動に駆り立て、常識を書き換える働きがあります。
    よくもわるくも、非常に大きな力があるものが、スピーチです

    スピーチライターは、ホワイトハウスでも欠かせない存在になっており、日本でも、政治家に利用されています。

    スピーチライターが用意するも

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    2025年10月26日
  • 「気弱な人」の失敗しない話し方

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    提案の5つのマイルストーンが以下のように示されており、今後身につけたいビジネストークの型の一つになると思った。
    ①悩みを聞く 共感する
    ②参考情報の提示 期待される
    ③意思確認・解決策と根拠の提示 提案する
    ④どうしますか? お願いする
    ⑤信頼貯金 セルフブランディングする

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    2023年08月20日
  • なぜ、あなたの話は響かないのか

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    コミュ障という言葉があるけれど、本当にその人がコミュ障なのか。自信がもてない社会になっているこらこそ、コミュニケーションが問題になっている

    コミュ力とは、つながる力と空気を読む力、意見する力の3つ集合

    自分の憧れる自分を設定する
    ミメーシス(感染)できる相手がいれば徹底的に真似してみる。

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    2018年08月17日
  • スピーチライター 言葉で世界を変える仕事

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    ☆つながりの絶たれた社会こそスピーチが求められる。これから必要となるスキルとなる。
    ☆「スピーチライターのスキルを身につけるには」
    ・演劇の素養はとても有用。映画、落語、弁論も。
    ・講演会やワークショップにはできる限り参加
    ☆活躍するスピーチライター
    ・安倍晋三を支えたジャーナリスト谷口智彦
    ・オバマ:ジョンファブロー、アダムフランケル
    ・「本日はお日柄もよく」原田マハ
     「学校のカイダン」日本テレビ
     

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    2015年12月12日
  • スピーチライター 言葉で世界を変える仕事

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    スピーチライターを仕事とする著者が、スピーチライターとはどういうものか、具体的な仕事の内容、スピーチライターになるために必要なことについて書かれている。
    スピーチライターという職業すら知らず、なりたいとも思わないがスピーチのための参考にはなった。
    スピーチに関して詳しく掘り下げたければ「パブリックスピーキング 人を動かすコミニュケーション術」がいいとのこと。

    以下、読書メモ。
    p64 聞き手の共感を得ることが大切。共感を得るには小さな共感をコツコツ積み上げていく。スピーチの基本的な戦略は広く浅い共感を徐々に積み上げなから深い共感を形成していく試み。
    p81 シナリオのアウトライン「あいさつ」

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    2015年11月23日
  • なぜ、あなたの話は響かないのか

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    当たり前のことが書かれているだけなのだけれど、それがなかなか実践できていない。
    自分自身ももっと人に話を聞いてもらいたいのに、どうしたらいいのか思考停止に陥っていた。
    そこを放送作家の目線でマス向けにどうすればウケるのかを解説していてとても参考になった。
    一人の人に伝わればいいやと思っていたものの、心のどこかで多くの人に通ずることだからできるだけたくさんの人に届いてほしいと思っている自分もいた。
    その上で、やはりできるだけ多くの人に響くように、相手が共感できる内容を盛り込んだり、人の情けない話やみんなが共通して経験している体験をもとに話題を構成するのが大切なのだと感じた。

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    2021年11月24日
  • なぜ、あなたの話は響かないのか

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    わかりやすい。あくまで方法論。トレーニングするかどうかは自分次第。なぜ必要かどうやってトレーニングするか、大切なのは何かという事がしっかり書かれている。イラストが素敵。

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    2019年05月15日
  • スピーチライター 言葉で世界を変える仕事

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    ネタバレ

    スピーチライターにはコミュニケーション能力が重要。
    先日「英国王のスピーチ」を観た。この映画は吃音の英国王がスピーチできるようにする医師(?)と英国王の交流を描いた映画だ。この映画で印象的なのは、医師と英国王の関係ではなく、訓練(コミュニケーション)を通して、「かけがえのない友人」になっていくところだ。この本の中にも、スピーチライターの蔭山さんと新社長に就任する加藤さんの就任演説ができるまでの会話がフィクションで書かれている。スピーチライティングはコミュニケーションを通し、本人が言葉にできない思いを探り、表に生んで行く作業だということがわかる。
    誰しも自身のストーリーを持っていると思う。それを

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    2017年01月11日
  • スピーチライター 言葉で世界を変える仕事

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    Yes We Can、バイマイアベノミクス、実はこれ全てスピーチライターが書いたもの。本書を通してはじめてスピーチライターなるものの存在を知った。空気で物事を決める日本人にとってスピーチは空気をかき乱すだけのものであり、集団の意思決定技術としては有効ではなかった。論理ではなく深夜まで飲み合う「つきあい」が重要であり、つきあいで築かれた強固なつながりの前ではスピーチは所詮、言葉遊び。ところが、バブル崩壊以降、終身雇用が崩壊し仲間の転職が当たり前となり、付き合いのリソースが役に立たなくなってきている。つながりの薄い社会で本領を発揮するスピーチは、つながりが薄くなり続けていく現代にあって益々その重要

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    2015年03月12日
  • スピーチライター 言葉で世界を変える仕事

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    あとがきからもうかがえるが、けっこう急がされて書いたのではないだろうか。例やたとえに「共感」できないところがいくらかあった。
    ただし、スピーチライターというのがどういう仕事なのか、ということはよくわかるように書かれている。スピーチライターと呼ばれる人がなぜ必要で、どんなことをしているのかを知るにはとてもよくまとまったいい本だと思う。

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    2015年02月19日
  • スピーチライター 言葉で世界を変える仕事

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    日本テレビでスピーチライターが登場するドラマが始まったり、こんな本が出版されたり、今週、スピーチライターの方と飲むことになっていたり、スピーチライターは流行りなのかと思ったら、ドラマが始まるので出版されたらしい。スピーチライターになりたいと思ってなくても、スピーチの仕方について参考になるし、人のスピーチを聞く耳も変わると思う。

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    2015年03月01日