長田庄一のレビュー一覧

  • バブル獄中記

    Posted by ブクログ

    筆者は裸一貫から一代で銀行を築き、バブル崩壊とともに経営が破綻し2000年に「見せかけ増資」などの疑いで逮捕されたという経歴を持ち、本書は拘置所で110日間交流された時の手記になります。凄い人生です。




    僕はこの人のことをこの手記を読むまでまったく知らなくて、おそらくは『国家の罠』を読んで頂けると理解が早いかと思われるのですが、おそらく、佐藤優さんや鈴木宗男さんと同じ時期に『小菅ヒルズ』こと東京拘置所に収監されていたのではないのだろうかと読みながら考えてしまいました。

    ですので、できましたら『国家の罠』を先に読んでおくと検察官がどういう考えで取調べを行うのか? 『国策捜査』というものが

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    2025年03月11日