黒井克行のレビュー一覧

  • 男の引き際

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    一生のうちに同じ局面は二度とやってこない。たった一度の判断が、評価を大きく左右する。それが「引き際」だ。では、引き際を見事に飾れた人と誤った人は、何が違ったのだろうか。完全燃焼できるまで頑張る、一つのことを成し遂げたことでけじめをつける、過去の実績とは全く関係ない世界に新たに挑戦する―。六タイプ九人の引き際にまつわる物語をひもときながら、男にとって引き際とは何かを探る。


    いつか第一線からひかなくてはならないときがやってきます。
    その時期をどう見極めるのか?
    というのはその人の品格や人柄、大きさなどが関係する場合もあるのかもしれませんね。。。
    僕はどうだろう???

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    2009年10月29日
  • テンカウント

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    松本清司氏は、ボクシングのトレーナーとして知られる実力派の人物だ。彼は、ヨネクラジムの創設時の一人であり、6,000人以上の選手を育てあげた「カットマン」の異名を持つ「ボクシング馬鹿」(人生をボクシングで全う)だ。松本氏のトレーニング哲学は「基本を徹底させ、自主性に任せる」こと。選手一人一人の健康管理と特徴を引き出し、ベストコンディションで試合に導くことだった。
    トレーナーとしての松本氏の役割は「選手の素質や持っているものを最大限に引き出して伸ばすこと」であり、「スポットライトを浴びるのは選手」だと「あくまでも黒子」でいる考えだ。
    この考え方は、ビジネス界における上司の姿勢としても参考になる。

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    2024年04月17日
  • 指導者の条件(新潮新書)

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    「おわりに」でも書いてある通り、今それをやると懲戒解雇ということが多々書いてあるが、それでも、今と昔で変わらず大切にしなければならないことが書いてあった。信頼をつくるには情熱が絶対に必要。

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    2022年10月09日
  • 男の引き際

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    名声を手に入れた権力者は
    その権威にしがみつき、引き際を間違えるが、
    この本に出てくる人は潔い良い引き際を見せている。

    本田宗一郎、江夏豊の話が好き。

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    2012年02月08日
  • 男の引き際

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    6タイプ9人の男の、引き際に関する物語。
    池永正明、荒井注、小出義雄あたりが印象深く、危うく泣きそうになった。
    満足度7++

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    2011年01月31日
  • 男の引き際

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    著者の黒井氏のお話を直接伺ったことがあり、買ってみました。もともとスポーツを主に題材とし活動していらっしゃるライターの方なので、スポーツ選手が中心かなと思っていたら実業家やなんかも出てきて少しびっくり。男たるものの引き際ってきっと難しいんだろうな、と思いました。

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    2009年10月04日
  • 男の引き際

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    スポーツ関連のノンフィクションを数多く手掛けた著者による一冊。
    渋い引き際を飾った著名人10名の物語を描く。

    江夏豊, 寺尾常史, 本田宗一郎&藤澤武夫, 堀田力, 鐘ヶ江管一, 池永正明, 荒井注, 小出義雄

    引き際の有様は九者九様であり、限界まで食らいついての引き際(江夏,等)もあれば、自然体でさらりとした引き際(荒井注,等)、覆せない挫折による引き際(池永,等)もある。その点で、「男の引き際」とはあるものの、特定の生き方を押し付けるものではない。

    個人的な好みとしては、本田宗一郎とその名参謀である藤澤武夫が経営から引退を決めた際のやり取りにグッときた。


    ...ところで、

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    2013年07月17日
  • 男の引き際

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    一生のうちに同じ局面は二度とやってこない。たった一度の判断が、評価を大きく左右する。それが「引き際」だ。6タイプ9人の引き際にまつわる物語をひもときながら、男にとって引き際とは何かを探る。
    野球の江夏、相撲の寺尾、本田宗一郎、田中角栄、荒井注らを取り上げている。総じて政財界に引き際を誤った人が多い中で、本田宗一郎の引き際の鮮やかさは際立つ。今でもホンダの伝統になっているようだ。興味深い話が多い半面、9人いるので掘り下げ方が物足りない面も。
    (C)

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    2010年05月11日