白輪剛史のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
動物の値段、飼うとしたら実際にいくらかかるのか?その値段の内訳や、餌代、どんな施設で飼育すべきか等が忖度なく書かれていて面白い。
が。
ペットとして捕獲・消費されることで環境に与える影響は地球環境に与えているほんのわずかでしかない、とあるが、それは違うと思う。
食糧として、希少価値のある商品として、紛争に巻き込まれて、地球温暖化で…等様々な理由で動物は絶滅に向かっている。
大なり小なり影響を与えているのであり、〝ほんのわずか〟が積もり積もっての今なのではないか。
食べるものがないから、お金がないから、戦争に勝ちたいから、生活をより便利にする為に…どれも正当な理由に聞こえないだろうか?
犬や猫など既に野生として生きられないのは仕方がないのかもしれない。けれど、野生で生きていける動物を檻の中に閉じ込めるのはやはり違うと感じる。
将来、日本で海外の野生動物を飼うことが出来なくなるかもしれないことが不幸だと著者は言うが、その野生動物が二度と見られないことが本当の不幸ではないのか?
動物でお金を稼ぐ人に、動物への愛なんて期待すべきではないのだろう。そこは残念…