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ライオン(赤ちゃん)45万円、ラッコ250万円、シャチ1億円!! 動物園のどんな動物にも値段がある! 驚きの動物売買の世界。その舞台裏を明かした画期的な一冊!! テリー伊藤との文庫版特別対談も収録。
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Posted by ブクログ
おぉーもぉーしぃーろぉーいぃー!!! 面白かった!!!! 普段、値段なんて見ることのない動物も載ってて 「へー!」の連続でした! でも単なるほのぼの一辺倒ではなく 動物たちのシビアな現状もきちんと書かれていて 考えさせられる本でもありました。
動物園のネームプレイトにこの本にある、それぞれの動物の値段と飼育料などが書いてあればおもしろいと思った。捕獲の苦労、輸入の苦労などおもしろく書かれている。キリン、ゾウなどはもとより、蛇やシャチ、コウモリまで、こんな値段で、こんな苦労があるのかと、動物園、ペットショップで見る目が変わるだろう。
動物園の最大の疑問、それは動物は貰い物? もし買っているならどのくらいの値段? 飼ったら維持費はいくら? 輸送費は? など… 動物園の動物は人気だから高いっていうのは間違いで、希少価値もそうだが、大きさでも比例する。 動物によっては借り物だったりするが、動物園はペットショップではないためそんなお金...続きを読むのことは書いていない。 この本には参考までにどのくらいの金額がかかり、どのくらいのコストがとか、どのくらいの維持費がかかるっていうのが手に取るようにわかる。 それにより、いままで公表されなかったいろんなことがわかるようになっていた。 この本により意外な動物が一番維持費がかかっていたり、意外な動物が高かったりってことがわかりますよ。 これを見た後、お近くの動物園に行かれると動物が違う目で観れます。 だからと言って飼いたいなんて思わないでくださいね。 でも思った方はまたこの本を見返して見てください。 多分嫌になります(笑) これを見て自分が思ったのはよくぞ無料で動物園ができるなぁって思いました。
いやこれは動物園・水族館好きにはたまらない本(^o^ たいへん楽しく読めました(^-^ 著者は、現役の「動物商」という変わり種。 知る人ぞ知る「爬虫類に触れる体感型動物園」 静岡県のiZooを経営している会社の代表。 ちなみにiZooは、旧「アンディランド」。 「亀専門」のテーマパークでした。 ...続きを読むこの方が歴史があるので有名かも知れない。 本のタイトルは「動物の値段」ですが、 値段だけではなく「中の人」でしか知り得ない 動物園や水族館の裏側やら、日本の「動物行政」情報、 「ワシントン条約」「絶滅危惧種」などについて 分かりやすく、しかも面白おかしく説明してくれる(^ ^ だいぶ以前に「ライオンの飼い方」という本を読んだが、 それに通ずる「ま、こんな動物個人で飼うやつぁいまいが、 強いて買えるとするとカバは600万円からかな」的な ある意味「役に立たない」情報が満載(^ ^; でも、伝染秒やら在来種の保護やらのために、 近年頻繁に動物の輸入・移動に関する法律が こんなにくるくる変わってるとは、みたいな きちんと役立つ情報もたっぷり載っている。 例えばアライグマは、今からもう飼うわけにはいかない。 これまで飼ってた人は特別に許可をもらって飼えるが、 子供が生まれたらその瞬間に「犯罪者」になるとか(^ ^; 食用蛙を、こっちの池からあっちの池に移動したら もうそれだけでアウトだとか(^ ^; もちろん、亀とかコウモリとかイグアナとか、 本当にペットとして個人で飼えるものの情報もある(^ ^ また自分で飼う飼わないに関係なく、 動物園の舞台裏的情報も楽しい(^ ^ 「シャチは肉食なのに歯磨きしないので口臭がひどい。 ショーでシャチにキスするお姉さんなんか、 ニコニコしてるけど実は大変なはず」とか(^ ^; 「ラッコの鉱物はウニやカニなどの高級水産物。 日本人のウニの消費量が年間6万トン程度なのに、 世界のラッコ12万頭で26万トン食う勘定」とか(^ ^; とにかく動物好き・動物園好きには楽しい本です(^ ^ 読むと動物園や水族館の見方が変わる...かも!?(^ ^
子供の頃、千葉県の山中にある寺から飼っていたトラのうちの 2頭が脱走したというニュースがあった。家の近所まで逃げて 来たら怖ろしいな、と思ったのと同時に、トラのように動物園で 飼育されている動物も個人で飼えるのかと思った。 そんな動物たちを実際に購入しようとしたら値段はいくらになるのか を記したの...続きを読むが本書である。 著者は現役の動物輸入商なので、生息地で野捕獲方法、運搬方法や 運賃、与える餌のことまでフォローしている。また、その動物にまつわる エピソードも楽しい。 巨大な蛇・アナコンダなんて、量り売りならぬセンチ売りなんだぜ~。 それも体長によって1センチの値段が違ってくるらしい。 さて、私がこの世で一番愛するシャチである。そのお値段1億円也。 半分が運送料なのだそうだ。う~ん、これじゃ飼えないな。まぁ、 シャチは水族館にいるのより大海を泳いでいる方が好きだから 飼う気もないけど。 このシャチ、取引をするとなると大変らしい。手続き等ではなく、環境 テロ…もとい、動物保護団体の面々が大騒ぎするのだそうだ。 なので、メジャーな航空会社はどこも搬送を断るらしいのだが某国の 国営航空会社は「ダー」と二つ返事で引き受けてくれるとか。 「ダー」?それって、ロシアのアエロ・フロートなんじゃないか。汗。 動物の値段・蘊蓄以外にもワシントン条約や絶滅危惧種のコラムも あって、動物好きでなくとも楽しめる。 動物は飼ったら最後、死ぬまで面倒を見なきゃいけない。それが 出来なのなら犬・猫でも飼ってはいけないな。
普段当たり前の様に見ている動物園やショップの動物達が、いくらでどの様に輸送されてくるのかと言う裏側を知る事が出来る貴重なエッセイ。 著者の爬虫類に対する愛情も垣間見られて、非常に面白かった。 読んで思った事は、全ての生物達の天敵は人間なんだなと。 自然での共存が難しいのはわかる。 それでもただ何もせ...続きを読むずに野生動物の個体を減らし続けるのではなく、減少をストップさせる努力をしていかなければいけないと思った。
動物を輸入、売買する動物商。 業界裏話から、習性の簡単な紹介まで。 動物についてかかれた普通の本とは違い、売買や価格コストを軸に紹介されているのが面白い。 買飼いたい人にもそうでない人も、知識として読める。 筆者の職業柄か、保護とかに関する視点はだいぶ商業的で、エゴも見え隠れしていたと思う。
2011/05/28:読友さんの感想で気になりました。動物園の動物などの値段を知ることができて面白かったです。 オオコウモリけっこういいお値段&飼うの大変というのに驚きました…自然でパタリ、パタリとひらひら飛んでいるのを見ている分にはそんな大変そうには見えないんですけど。
動物商の赤裸々な話。ほかでは到底聞けない話が満載。動物園・水族館で、この動物たちはどこから来たのだろうと考えたことのある人全員におすすめ。
動物が売買されることは、考えると分かることだけれど、あんまり、値段や仕入れの仕方など考えたことがなかった。 この本では、分かりやすく書かれていて、雑学として面白く読むことができました。
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白輪剛史
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