吉崎達彦のレビュー一覧
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(日本の国運における)40年周期説 空白の10年 全米自動車労組(1983)(日本車が輸入された事で職を失い、ハンマーで日本車を叩き壊した) 輸入品生かしてわが家も国際化 前川レポート アジアの虎 87年10月(ブラックマンデー) 地上げ屋(バブル期) 総理府『国民生活に関する世論調査(1985)』(国民の半数が自分達を中流であると認識し、満足した生活を送っていると回答。但し、朝日新聞はアンケートに寄せられた「中流のイメージ」を述べた後で同様の質問をしたところ、自分が中流であると回答したのは23%となった。) マル金・マルビ 豊田商事事件 渡辺淳一(時代に応じて作品の -
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エコノミストである著者による一冊。
今から約30年前(本書発行だと約20年前)である1985年の世の中を振り返る。
政治、経済、世界、技術、消費、社会、事件、と章を分け、それぞれどのような出来事があったかが書かれている。
例えば、プラザ合意、ゴルバチョフ、ファミコン、日航機墜落、NTT発足、など。
著者自身の郷愁を挟みつつ当時をありのままに示した内容と感じた。各章での話題はきっちり分かれており、ありがちな、世の中全体に単一の軸を見出そうといった書かれ方はない。1985年を「解き明かす」本ではなく「振り返る」本である。
1985年は、高度経済成長から一息を付き、バブルを迎えようという狭間にあ -
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以前映画で「1984」というのを見た覚えがあります、あれは1960年代頃に1984年の未来をイメージしたものだと記憶していますが、この本は、これが書かれた当時(2005年)から20年前を振り返った本です。10年経てばもう別世界と思えるような変化の激しい時代なので、20年前を改めて振り返ってみると別の時代のような気分になりました。
1985年に私は大学3年生で、記憶にある勉強関連のことは、専門課程になって実験レポートだけは必死にやっていたことです。祖母にモニター(それも10行表示可能)付のワープロ(NEC文豪ミニ7)を買ってもらい、今では5000冊を超えている本のデータベースを作り始めたのを思 -
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[ 内容 ]
右肩上がりの発展を続ける戦後日本がたどり着いた「坂の上の雲」。
それが1985年という年だった。
プラザ合意、米ソ首脳会談、NTTの誕生…この年を境に日本と世界は確実に姿を変えていく。
阪神優勝、日航機墜落事故を始め、忘れがたい出来事もたくさんあった。
「過去」と言い切るには新しく、「現在」と言うには時間が経ちすぎた時代の記憶は、妙に苦くて懐かしい。
愛惜の念と共に振り返る、「あの頃」の姿。
[ 目次 ]
第1章 政治-中曽根政治とプラザ合意
第2章 経済-いまだ眩しき「午後2時の太陽」
第3章 世界-レーガンとゴルバチョフの出会い
第4章 技術-つくば博とニューメディア
第5 -
Posted by ブクログ
『アメリカの論理』というタイトルですが、正確に書くと"9.11からイラク戦争へ至るまでの"『アメリカの論理』が本書の内容。
9.11以降のアメリカの動きを、そこで繰り広げられた議論、人間模様をこれまでの歴史も含め分析しています。
本書は政治的な側面にスポットが浴びる事が多いので、文化や歴史的な視点で大まかな全体像を見るには、先日紹介した『アメリカの行動原理』の方が適しているでしょう。
日本でノホホンとニュースを見ているだけでは見えてこないアメリカの政治舞台裏。
日本政治の舞台裏はドロドロとした嘘くさいイメージがありますが、なぜかアメリカの舞台裏はスパイ映画のようにシリアス