中谷航太郎のレビュー一覧

  • 警視庁監察室 ネメシスの微笑

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    危険ドラッグで妹を死なせてしまった警察官新川が、妹の恋人である直哉とともに復讐に走り、それを監察官の雅子が負うというものだが、化学者である直哉がドラッグデザインで新しいドラッグを生み出したりしていてなんとも妙。それ以外は普通に読めた。続編も出ている模様。

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    2022年08月15日
  • 黒い将軍 晴れときどき、乱心2

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    シリーズ2作目。
    前作を妖怪物かと思って読み始めたら当てが外れ、
    主役が二重人格という設定から起こるドタバタ活劇と判明。
    最後にはブラック人格のまま江戸を出奔してしまったので、
    この話どう収拾つけるんだろうと思ってました。
    やっぱり収拾ついてませんね。
    3作目も出版されているので当然なのかもしれませんが。

    主役の作之進とはただの顔見知りかと思いきや、
    棒手振の太一が健気です。
    皆が諦めムードの中、ひとり一生懸命作之進を探しています。
    まるで主人を探す犬コロの様です。
    新たな登場人物も加わりました。
    なぜか鼠小僧次郎吉・・・。
    これは何か今後の展開に必要な新加入なのでしょうか。
    あと、隆心様も

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    2017年10月14日
  • 首のない亡霊 晴れときどき、乱心3

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    シリーズ3作目。
    今回は天草四郎が登場します。
    と言っても、作之進たちがいるのは島原の乱から200年後。
    タイトルどおり亡霊としてです。
    それも頭と体が別々なものだから、
    江戸と九州あたりで同時にえらい騒ぎになります。
    作之進や太一の九州組も怖い目に遭いますが、
    銀次や兎角の江戸留守居組も大変でした。
    特に江戸留守居組には作之進の母、天然の紀代がいます。
    常識人の銀次は特に怖い目に遭って気の毒でした。
    今回は九州組の青海さんの内面が大分分かってきました。
    シリーズ当初は、忍びらしくミステリアスな人物として登場しましたが、
    流石に亡霊相手では如何ともし難く、
    心の叫びやらボヤキやらでいっぱいでし

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    2017年10月14日
  • 晴れときどき、乱心

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    正直、最初はそんなに面白いと思えませんでした。
    内容紹介から作之進が主人公だと思って読み始めたのに、
    影が薄くてなかなか小説の世界に入り込めなくて・・・。
    でも徐々に増えていく登場人物たちが楽しい人たちで、
    後半に向けてどんどん面白くなってきます。
    「怪談」という単語から妖怪物かと思ってましたが、違いました。
    だって表紙もそんな感じだったし。
    ぼてふりの太一が怪談好きでなかなか面白いリアクションはしてますが。
    実際は大名家、御家人、豪商から果ては忍者まで、
    いろいろ入り乱れた陰謀渦巻く活劇でした。
    まぁ作之進にはある秘密があって、それがちょっと異色ですけど。
    ただし、完結していません。
    作之進

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    2017年10月14日