【感想・ネタバレ】黒い将軍 晴れときどき、乱心2のレビュー

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Posted by ブクログ

シリーズ2作目。
前作を妖怪物かと思って読み始めたら当てが外れ、
主役が二重人格という設定から起こるドタバタ活劇と判明。
最後にはブラック人格のまま江戸を出奔してしまったので、
この話どう収拾つけるんだろうと思ってました。
やっぱり収拾ついてませんね。
3作目も出版されているので当然なのかもしれませんが。

主役の作之進とはただの顔見知りかと思いきや、
棒手振の太一が健気です。
皆が諦めムードの中、ひとり一生懸命作之進を探しています。
まるで主人を探す犬コロの様です。
新たな登場人物も加わりました。
なぜか鼠小僧次郎吉・・・。
これは何か今後の展開に必要な新加入なのでしょうか。
あと、隆心様も不思議な存在でした。
そして何より分からないのが、作之進のブラック人格、源之丞。
やたら子供っぽかったり獣的だったり、
なにより不気味で人外のものの様です。
何しろ一応体は主役とはいえ、ブラック人格主導で話が進むので、
どうも主人公そっちのけな展開のように感じてしまいます。
感情移入して読むことの多い私としては、
そこんところがちょっと消化不良気味でした。

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2017年10月14日

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