嶋津義忠のレビュー一覧

  • 石舟斎・宗矩・十兵衛 柳生三代記

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    石舟斎の若い頃が描かれているのがそもそも珍しいですね。
    主役の三人より、周囲の人たちの方が印象深いのはどうかと。
    とくに、宗矩の微妙な薄さ加減がね。(^^;
    ごく普通なというか、特殊な設定のない一冊という印象でした。これはこれで。

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    2018年11月12日
  • 上杉三代記 為景・謙信・景勝、北国の覇者の系譜

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    戦国時代も今もあまり変わらない。
    誰が統治し、誰が統治されるのかを巡って争いは続く。
    武力を使うか、外交や金銭を使うのか、やり方もあまり変わらない。

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    2015年06月05日
  • 上杉鷹山 財政危機を打開した名君の生涯

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    藩の経営危機にどう立ち向かって行けばいいか、より良い藩の運営のためにどのような手法を取るか…。若くして藩主になった鷹山は、まず武士とは何かという定義そのものから考えていく。それが、生涯の命題になる。現代でも、物事を定義し、皆で共通の意識を持つことが大切である。複雑な社会、価値観が様々な社会だからこそ、物事を定義付けることは大切なことだ。読み物として、もう少し登場人物の心情や動き等を掘り下げて書いて欲しかったが、読んでいてハッとなる部分があったため、星三つ。

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    2013年05月20日
  • 竹中半兵衛と黒田官兵衛 秀吉に天下を取らせた二人の軍師

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    所謂「二兵衛」を描いた物語。半兵衛の稲葉山城乗っ取りから始まって、官兵衛の死で括られている。二兵衛は二章目から直に交誼を通じているが、物語の前半を半兵衛、後半を官兵衛が担うかたちである。
    全体に「大雑把な伝記物」という印象が残らないでもない。合戦や調略戦に詳しい訳でも、主:秀吉との一筋縄ではゆかない関係に重点を置くのでもない。その一方で、他の二兵衛モノにては採り上げられていないエピソードが多く収められてあるから、特定の細部に頁を費やす分、全体としては「端折った」ように映るのかも知れない。

    要するに、筆者が書き留めておきたかったのは二兵衛それぞれの “人となり” なのだろうと想われる。
    読み進

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    2012年06月25日
  • 竹中半兵衛と黒田官兵衛 秀吉に天下を取らせた二人の軍師

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    ドラマ見たので、原作も読んでみようかと思い購入。
    二人の仲の良さが感じられますね。
    また、戦闘ではなく頭脳で勝負する、策士と言われる二人だからこその悩みや考えっていうのが伝わってきました。

    個人的にはもう少し半兵衛を・・・と思うところですが、前半を半兵衛、後半を官兵衛で時代の流れが組んであったのは歴史的なところでは、いちいち前後しなくて分かりやすかったです。

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    2012年02月21日
  • 小説 松平三代記 清康・広忠・家康、三河から天下へ

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    ネタバレ

    戦国乱世を完全に終わらせ、天下泰平の時代を切り開いた徳川家
    康。その偉業の陰には、祖父・松平清康、父・松平広忠の二代にわたって続い
    た悲劇の歴史があった。
    松平清康はわずか十三歳で宗家の家督を継ぐと、疾風のごとく大地を駆け巡り、
    三河全域の統一をなしとげた英傑だった。しかし、戦陣で家来に襲われて思いが
    けない最期を遂げ、三十五歳にして天下を目指す覇業は挫折してしまった。
    清康の突然の死は嫡男・広忠に命の危険と苦難の人生をもたらした。その不遇
    に耐え、自立を模索して苦闘した広忠もまた家来の手にかかって若い命を落とし
    た。
    人質の境遇から戦国の世に人生の第一歩を踏み出した家康は、二代続いた負
    の連

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    2011年11月29日
  • 竹中半兵衛と黒田官兵衛 秀吉に天下を取らせた二人の軍師

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    余り他の話で出番の少ない半兵衛の息子重門さんも活躍していて嬉しい限りです。それ以上に官兵衛の家臣の活躍や幻蔵とのやり取りに和みました。

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    2009年10月25日
  • 竹中半兵衛と黒田官兵衛 秀吉に天下を取らせた二人の軍師

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    前半は半兵衛中心。
    稲葉山城乗っ取りから始まる。
    人間味のある半兵衛さん像。
    櫻が好きだとか、興味が無いものには一切見向きもしないだとか。
    民政に対してえらい熱心な二兵衛。
    家人にも興味を持てた小説。
    後半は黒官中心。

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    2009年10月04日
  • 小説 松平三代記 清康・広忠・家康、三河から天下へ

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    松平清康のことを書いている小説で、結構面白く読めた。調べてみたら、いま、宮城谷昌光がまるっきり同じ題材で書いているんだな。

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    2009年10月04日
  • 竹中半兵衛と黒田官兵衛 秀吉に天下を取らせた二人の軍師

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    二人の軍師の交流を描く。病の床にありながら、官兵衛を助けようとする半兵衛。ただ、もう少し文体に魅力がないような気がする。

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    2009年10月04日